映画とドラマに沼る主婦

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『イニョプの道』「両班(ヤンバン)」とは?

 

 

「イニョプの道」という韓国ドラマにおける「両班(ヤンバン)」は、朝鮮時代の社会階級制度において最上位に位置する貴族階級を指します。両班は王族に次ぐ高い地位を持ち、政治や学問に携わることが多かったです。この階級は、中人、常民(良民、平民)、賎民(奴婢)と続く階層の中で最も上位にありました。

 

ドラマ「イニョプの道」では、主人公のイニョプはもともと両班の階級にいたお嬢様でしたが、ある陰謀により、恋人との結婚式の日に奴婢の身分に落とされてしまいます。この身分制度では、手柄や懲罰により階級が頻繁に変わることがありました。イニョプの父であるクク・ユは、建国功臣として高い地位と権力を与えられた人物で、彼が持つ「府院君(プウォングン)」という肩書は、高麗時代から朝鮮王朝時代まで使われた爵位で、通常は王妃の父に与えられるものでした。この背景が、ドラマの物語に深みを与えています。