中国ドラマ「宮廷の諍い女」第３５話のあらすじは以下の通りです。
第３５話「人豚の物語」
第３５話では、甄嬛（しんけい）が曹貴人（そうきじん）と富察貴人（ふさつきじん）に「人豚の物語」を語るシーンが中心です。甄嬛は、漢の高祖の側室であった戚夫人が呂后によって手足を切断され、目と耳を潰されて便所に投げ込まれたという恐ろしい話をします。この話を聞いた富察貴人は恐怖に怯え、精神的に追い詰められてしまいます。
一方、敦親王（とんしんおう）が戦場から帰還し、武装したまま宮殿に現れます。御史の張霖（ちょうりん）は敦親王を訴えますが、逆に敦親王に暴行を受けて昏倒してしまいます。この事件により文官たちは激怒し、雍正帝（ようせいてい）は対応に困ります。
甄嬛は雍正帝に対し、敦親王を罰するのではなく、謝罪させることで問題を解決するよう提案します。雍正帝は甄嬛の提案を受け入れ、敦親王の夫人を通じて説得を試みます。
また、甄嬛は曹貴人に対し、華妃（かひ）の悪事を告白させることに成功します。曹貴人は甄嬛に協力を誓い、華妃が賄賂を受け取っていたことを密告します。
このエピソードでは、甄嬛の策略と雍正帝の政治的な判断が描かれ、宮廷内の権力争いと人間関係の複雑さが浮き彫りになります。
