第２話 「父のもとへ」
『奇皇后』第2話では、スンニャンの物語がさらに展開します。スンニャンはワン・ゴを陥れるために計画を進めます。ワン・ユの陣営に間者がいることを察知したスンニャンは、その男マクソンを欺き、ワン・ユに自分が味方であることを証明します。スンニャンの指示通り、ワン・ユはマクソンを泳がせ、伝書鳩につけた密書を奪うことに成功します。
その後、スンニャンは偽の情報を流し、ワン・ゴの陣営を同士討ちにさせます。スンニャンはゴから密売の帳簿を手に入れ、ワン・ユに渡しますが、ゴは国庫のためだと言い張り、王はこれを不問に付します。これにより、王はユへの譲位を決意します。
一方、スンニャンはゴに裏切りを知られますが、なぜか追及されずに済みます。そんな中、スンニャンは高麗の巡軍万戸府の長官である実父キ・ジャオに遭遇します。最初は彼が父だと気づきませんが、仲間がジャオから指輪と身分証を盗んだことで、彼が父だと知ります。スンニャンは正体を伏せたまま、父のもとで働く決意をします。
ジャオは娘のヤン（スンニャン）が死んだと思っていますが、スンニャンはすぐに重用され、ジャオと共に元から流刑にされた皇太子タファンを迎えに行く任務を与えられます。タファンは流刑先で暗殺されることを察しており、内官のケポを囮にして逃亡を図ります。スンニャンはタファンの逃亡に気づき、彼を助けることになります¹²³。
第2話もスリリングな展開が続き、スンニャンの成長と彼女を取り巻く人々の関係が描かれています。次回も楽しみですね。
