第11話「だまし合い」
第11話では、スンニャンがタナシルリからオジンを流産させる毒薬を渡されます。タナシルリは、オジンの子供を流産させればスンニャンを宮中から出してやると約束しますが、スンニャンはこの命令に従うつもりはありません。
スンニャンは毒薬を菓子に混ぜるふりをして、実際には毒の入っていない菓子も用意します。オジンには、毒が入っていない菓子を食べるように指示します。タナシルリはスンニャンが本当に毒を使ったか確認するため、オジンに毎日茶を飲みに来るよう命じます。
一方、タファンはスンニャンがヤンであることを知り、ショックを受けます。彼はスンニャンが自分を無視していたことに傷つきますが、スンニャンの行動に理解を示します。
また、ワン・ユはチュルクとの戦いで罠を仕掛け、敵将パトルを追い詰めますが、パトルは逃げ延びます。それでもワン・ユは初めてチュルクに対して勝利を収め、ペガンからも称賛されます。
このエピソードでは、スンニャンの機転と勇敢さ、タファンの苦悩、そしてワン・ユの戦略が描かれています。タナシルリの嫉妬心と策略も見どころです。