映画とドラマに沼る主婦

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連続テレビ小説「カーネーション」の第1話のあらすじは

連続テレビ小説カーネーション」の第1話のあらすじは以下の通りです。

第1週「あこがれ」花言葉の花「ひまわり」

第1話は、岸和田だんじり祭を背景に、主人公・小原糸子の元気いっぱいの姿が描かれています。大正13年9月、だんじりの日を迎えた11歳の糸子は、父・善作を送り出す姿からして、この日を心から楽しみにしている様子が伝わってきます。祭りの活気や熱気は、見ているこちらまで胸を高鳴らせるものがあります。

このエピソードの魅力は、糸子がだんじりに熱中するその無邪気さです。彼女の目線を通して、だんじりの壮大さや町の雰囲気が鮮やかに映し出され、まるで岸和田の街中に自分もいるかのような感覚に陥ります。泰蔵(たいぞう)が大工方として舞う姿に糸子が見惚れるシーンでは、彼女の憧れや興奮が、まっすぐに伝わってくるのです。泰蔵の弟・勘助(かんすけ)が泰蔵の威を借りて威張る様子も、微笑ましく、糸子とのやり取りから彼女の活発さと強さが際立ちます。

だんじりの賑やかな祭りが終わり、日常が戻ってくると、物語のテンポが変わります。善作が呉服屋に戻り、祖母・ハルがごちそうを作らなくなるなど、生活のリズムが静かに元に戻ることで、祭りの後の寂しさがひしひしと感じられます。しかし、糸子の頭の中はまだだんじりのことでいっぱいで、彼女がこれからどのように成長していくのかが気になってなりません。

カーネーション」は、ただの家族の物語ではなく、激動の時代を背景にした糸子の成長物語です。第1話では、その始まりとして、糸子の純粋でまっすぐな性格が丁寧に描かれ、だんじり祭の華やかさが一層際立っています。岸和田の祭り文化を舞台にしたこのドラマは、歴史的背景と人々の営みを同時に楽しむことができるため、歴史ドラマ好きにはたまらない作品です。糸子のこれからの成長と彼女が織り成す物語の展開に期待が膨らみます。