ドラマ『瓔珞(エイラク)〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜』第36話のあらすじは以下の通りです
娴貴妃は純妃に、痛みは人を目覚めさせるものだと告げ、長い夢から目を覚ますべき時が来たとアドバイスします。純妃は帰路の途中、過去の出来事を思い返します。一方、傅恒は密かに瓔珞を思いながら、海蘭察から婚期が三ヶ月後であることを聞かれても、後悔はないと答えます。皇帝は李玉に自分が瓔珞に対してどう扱っているかを尋ねますが、李玉は答えません。皇帝は徳勝に同じ質問をし、徳勝は、瓔珞が何度も禁を犯しながらも命を取られなかったことから、皇帝が非常に寛大であることを示す例だと説明します。
皇帝は御花園で気晴らしをしている際、瓔珞が泣いていたことを思い出し、純妃が庭で休んでいるのを見つけ、声をかけます。純妃は、父に宝親王府に送られ、一生を紫禁城で過ごすことになったことを悔い、皇帝に許しを請います。彼女は、皇帝のもとで得た一時の栄光や自由よりも、故郷の自然や過去の自由な時間を懐かしんでいます。
皇帝は純妃に、もし本当に決心が固いなら泣く必要はないと尋ね、純妃は自分の孤独や後悔を述べ、皇帝から少しでも愛情を求めます。皇帝は、純妃に自分が使っていた囲碁と、太后の「平復帖」を送るよう命じます。次に、傅恒を呼び出し、彼が今後独立できるように成婚後には右侍郎に任命すると伝えますが、傅恒は嬉しそうに見えません。
皇帝は瓔珞に、傅恒と再び向き合うことを要求しますが、瓔珞はそれに従いません。皇帝は、皇后が目覚めたが気分が優れないため会いたくないと言います。瓔珞は皇后への恩を感じ、戻りたくない気持ちを示します。最終的に皇帝は、瓔珞に二つの選択肢を与えます。一つ目は、傅恒に対して自分の本心を告白すること。二つ目は、雪の中で十二時間謝罪することです。
瓔珞は最初の選択肢を拒み、雪の中で謝罪します。その際、傅恒と尔晴がその場に現れ、傅恒は深く心を痛めます。瓔珞は、傅恒に対して真心を持っていたことを思い出しながらも、これ以上続けることはできないと心に誓い、彼との関係を断ち切ります。傅恒は皇后に謝罪し、誓った言葉を守るべきだと心の中で決意します。
その後、瓔珞は倒れて雪の中で意識を失いますが、皇帝に救われます。
この回では、愛と裏切り、そして選択を迫られる登場人物たちの感情の葛藤が描かれています。