ドラマ『瓔珞(エイラク)〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜』第33話のあらすじは以下の通りです
瓔珞(エイラク)は袁春望(エン・チュンワン)を兄と呼び、感謝の気持ちを伝えます。彼女は今後、彼の義妹となることを約束しますが、袁春望は瓔珞に庚帖を一緒に書くように強要し、瓔珞は仕方なく承諾します。
一方、傅恒(フ・ヘン)は明玉(ミン・ユ)を探し、偶然に尔晴(ジア・チン)に遭遇しますが、明玉は傅恒が言ったことを隠します。瓔珞は庭の除草をしている際、他の宮女たちから高貴妃が亡くなったこと、そして高家の二人の姉妹も一緒に亡くなったことを聞き、非常に怒りを感じます。彼女はその宮女を叱責し、皇后がまだ療養中であるため、そのような発言は不敬であると厳しく言います。
その後、瓔珞は長春宮を訪れ、皇后を見舞おうとしますが、傅恒に捕まり、彼が設けた罠だと気づきます。傅恒は、瓔珞が皇后を心配していることを理解し、彼女に「明玉が見守る時間帯にしか皇后に会えない」と伝えます。去る前に、傅恒は瓔珞に「自分が言った言葉を忘れないでほしい」と告げます。
皇上は高貴妃の死後、その喪に関する儀式を娴妃(シンフェイ)に任せ、皇后が病中であることを理由に全ての判断を任せることを決めます。娴妃は強い体調を押して貴妃の百日祭りを終わらせ、養生を勧められるものの、皇上は彼女の態度に感動します。
一方、皇上は皇后が目覚めないことを悩んでおり、皇后に対して心情を吐露します。彼は、長年皇帝として感じてきた孤独を打ち明け、皇后への特別な感情が彼にとっては害を及ぼす可能性があることを思い悩みます。瓔珞は皇上に対して、皇后が皇上を「良い皇帝」と評価していたことを伝え、皇上はその言葉を胸に、さらに感慨深く感じるのでした。
このエピソードでは、キャラクターたちの心の葛藤や対立が描かれ、特に皇后、貴妃、そして瓔珞の関係に焦点が当たっています。また、傅恒と瓔珞の微妙な関係も浮き彫りになり、物語は一層複雑さを増していきます。