韓国ドラマ『トンイ』登場人物紹介５人目は「チャ・チョンス」です。
ドラマ『トンイ』において、チャ・チョンスはトンイの生涯を見守り続ける優しい兄貴分として描かれています。彼は、トンイの父であるチェ・ヒョウォンが棟梁を務める剣契（コムゲ、賎民たちの自衛秘密結社）のメンバーであり、トンイの兄であるチェ・トンジュの親友でもありました。
チャ・チョンスは武術の達人であり、ドラマの中で華麗なアクションシーンを披露しています。トンイが幼い頃から家族同然の付き合いをしており、ドラマ初期のエピソードでは「トンイは将来俺の嫁さんになる」と、師と仰ぐヒョウォンや親友トンジュに語る場面があります。トンイとは血のつながりはありませんが、兄同然に慈愛深い愛情を注ぎ続ける人物として、トンイの息子であるヨニン君を伯父のように見守り続けます。
南人派の陰謀による剣契の掃討作戦に巻き込まれ、危うく命を失うところでしたが、一命を取りとめます。その後、宮廷の捕盗庁の検死官として潜り込み、トンイを守るために活動します。トンイが側室として昇進すると共に地位を上げ、内禁衛従事官（ネグミ チョンサガン、従６品）にまで昇進します。トンイ追放に連座し流刑になりますが、トンイの宮廷復帰とともに赦免され、義禁府都事（ウィグムブ トサ）に復帰し、トンイ亡き後もヨニングンを補佐し守り続けます。
チャ・チョンス役を演じるぺ・スビンは、１９７６年１２月９日生まれで、中国の北京に演劇留学をした経験があります。『トンイ』の中でも流暢な中国語を操るシーンがあり、多くのドラマや映画に出演していることで知られています。特に、韓国歴史ドラマに多数出演しており、『トンイ』ではその演技力でチャ・チョンスのキャラクターを魅力的に演じています。彼の人物像は、トンイの物語において重要な役割を果たし、視聴者に感動を与える存在となっています。
