映画とドラマに沼る主婦

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朝ドラ『虎に翼』の第85話のあらすじは

朝ドラ『虎に翼』の第85話のあらすじは以下の通りです。

第17週 「女の情に蛇が住む?」 

第85回では、登場人物たちの心の葛藤や成長が鮮やかに描かれ、物語がますます深みを増しています。昭和27年(1952年)の新潟を舞台に、友情や絆、過去の悲しみと向き合う様子がとても感動的です。

まず、涼子と玉の関係が新たな段階へと進化したことに心が温まります。二人はお互いを親友として認識し、共に暮らしていく決意を固めました。この瞬間、彼女たちの間に築かれた深い絆が感じられ、過去の痛みを乗り越える力強さに思わず胸が熱くなります。特に、涼子が玉に対して「もう親友だ」と語るシーンは、戦後の厳しい時代を生き抜いた彼女たちの強さを象徴しています。

一方、寅子と優末の心の距離が少しずつ縮まっている様子も心を打ちます。優末が友達を持っていないことを心配していた寅子ですが、彼には彼なりの心の拠り所があることを理解し始めました。この気づきは、親子の絆を深める大切な一歩であり、優末の成長を見守る寅子の姿勢に感動を覚えます。

そして、航一が寅子と優末を麻雀大会に誘う展開が、物語に新たな緊張感をもたらします。初めて出会った瞬間から意気投合する優末と航一の様子は、見ているこちらも思わず微笑んでしまうほどです。この三人の関係性がどのように発展していくのか、期待が膨らみます。

しかし、麻雀大会の会場での杉田の涙は、思わぬ展開をもたらします。優末の姿を見た杉田が号泣し、自らの過去と向き合わせる瞬間は、観る者の心に深い感動を呼び起こします。杉田が長岡空襲で娘と孫を失った過去を持つことが明らかになり、その悲しみが優末の姿と重なってしまったことに、切なさが漂います。この場面では、戦争が人々の心にどれほどの傷を残しているか、改めて考えさせられます。

航一が杉田を抱きしめながら「ごめんなさい」と謝り続ける姿は、彼の心の中にある葛藤を暗示しています。彼が抱える秘密とは一体何なのか、観る者を引き込むこの謎が物語をさらに面白くしています。戦時中に何があったのか、航一の心の内を知りたいと思わせるこの緊張感が、物語にさらなる厚みを与えているのです。

「虎に翼」は、友情や愛、そして過去の悲しみを描きながら、時代を生き抜く人々の姿を力強く伝えてくれます。次回の展開がどうなるのか、涼子や玉、そして寅子と優末の心の旅路がどのように続くのか、ますます目が離せなくなります。このドラマが持つメッセージは、私たちに多くのことを考えさせてくれる素晴らしいものです。彼らの物語に、これからも心を寄せていきたいと思います。