映画とドラマに沼る主婦

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NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の第56話のあらすじは

NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の第56話のあらすじは以下のとおりです。

 第12週 「あなたのおかげで」

第56話は、百音(もね)が気象予報士として成長し、東北地方に襲来する初の台風上陸に挑む緊迫の回です。2016年8月20日、猛烈な台風が観測史上初めて東北の太平洋側から上陸することが確実となり、気象情報会社「ウェザーエキスパーツ」の気象班に緊張が走ります。百音がこの事態にどう立ち向かうのか、その使命感と成長がドラマの見どころです。

この日、百音は地元・気仙沼の実家に緊急連絡を入れ、父の耕治(こうじ)と母の亜哉子(あやこ)に台風の対策を指示します。過去の震災を乗り越えた家族も、百音の指示に従い、準備を進めながら彼女のプロ意識に誇らしさを感じていました。かつての「ただの地元の娘」だった百音が、いまや家族の命を守る役割を担っていることに深い感動を覚えずにはいられません。

一方、百音が気象予報士として奮闘する中で、シェアハウスの大家・菜津(なつ)の祖父である壁(かべ)が熱中症で倒れる事件が発生します。夏の猛暑の中、壁はテレビでのスポーツ観戦に夢中になり、暑さを忘れてしまったのです。百音は居合わせた菅波(すがなみ)に助けを求め、壁は救急車で搬送されて事なきを得ました。このように、自然の猛威や気候への備えを怠ると、命にかかわることがあると描かれるのも本作のテーマの一つです。

百音はこの出来事を菅波に感謝しつつ報告しますが、菅波はあまり反応を示さず、彼の心中が読めないままです。このような菅波のクールで一歩引いた姿勢は、彼の不器用さや感情の抑制を反映しており、百音にとっても彼の本心を知ることができないもどかしさが募ります。台風と共に迫る「感情の嵐」が、二人の関係をどのように変えていくのかも見逃せません。

『おかえりモネ』の物語は、ただの人間ドラマではなく、現代日本が直面する「自然災害」との向き合い方を問いかけています。百音たちのような気象予報士が、災害の危機にどう向き合い、いかにして人々を守ろうとするのか。その奮闘は、かつての災害を経験した者としての使命感を強く感じさせます。百音が気象の厳しさを通じて成長していく姿は、同時に私たちに防災の重要性を再認識させてくれるでしょう。

次回、百音がどのように台風の情報を伝え、さらなる試練に立ち向かうのか、そして菅波との関係にどのような変化が訪れるのか、見逃せません。