韓国ドラマ「華政」第13話のあらすじは以下の通りです。
第13話では、火器都監(ファギドガム)で起きた大きな事故が、ジュウォンとファイの運命を大きく揺るがす展開となります。前話ではファイが火器都監での職人として受け入れられるなど、次第に物語が動き始めましたが、今回のエピソードではその決断が一転、危機に直面します。
ジュウォンが火器都監に提調(チョチョ)として突然姿を現したことにより、事態は急展開を見せます。ジュウォンの父、ホン・ヨンは情け容赦なく、ジュウォンとファイを追い詰めます。ホン・ヨンはファイが倭(わ)の間者であると疑い、捕えようとするのです。この展開は、ファイにとって厳しい試練となりますが、ジュウォンの立場もまた危うくなり、二人は窮地に立たされることになります。
一方、宮殿では、明(ミン)の顔色をうかがい、火器都監の存在を疎ましく思っていた臣下たちが一斉に火器都監の撤廃を訴えて詰め寄ります。この動きは、光海(クァンヘ)を苦しめ、さらに火器都監の存在が宮廷内で大きな問題となっていることが浮き彫りになります。光海は必死に状況を収めようとしますが、興奮した臣下たちを突っぱねるのは簡単ではありません。
その後、光海の前に現れたのは、梧里(オリ)と鰲城(オソン)です。二人の話を聞いた光海は、重臣たちが一斉に投書をつけ取ったことを知り、驚きを隠せません。光海は、影で操っている大物がいることに気づき、罠にかかったことを悟ります。この重要な情報が、光海にとって新たな課題を突きつけることとなります。
また、火器都監周辺ではパニック状態が広がり、住民たちは役人の誘導に従い慌ただしく避難しています。その状況を見て、判尹(パンイン)カン・ジュソンとその手下のユン・ドハは、火器都監の撤廃を確信し、ますます勢いを増していきます。彼らの行動が、物語に新たな波乱をもたらすことは間違いありません。
今回のエピソードでは、火器都監の未来がかかる重要な局面を迎え、ジュウォンとファイがさらなる試練に立ち向かう姿が描かれています。ジュウォンの家族の思惑や、宮廷内の陰謀、そして火器都監の撤廃を巡る対立が、今後の物語にどのように影響を与えていくのか、次回以降の展開がますます楽しみになります。