中国ドラマ「神隠」第20話のあらすじは以下のとおりです。ネタバレ注意
第20話は、阿音の寿命が尽きる危機を描いています。
古晋が凝云山を取り戻した後、瀾沣帝君に阿音に譲るよう頼みます。しかし、阿音は古晋がいないと、凝云山を受け取ることができないという複雑な心情を抱えていました。瀾沣帝君は、その理由を理解しながらも、古晋の希望を尊重して阿音に山主令を渡します。しかし、阿音は古晋の助けがあって初めて喜びを感じることができました。
一方、天宮では新しい五尊の空席が問題となり、瀾沣帝君が自ら刑罰を受けている場面が描かれます。彼は、華姝が阿音に罪を着せようとしたことを見抜いており、彼女が孔雀族のために動いていることを理解しながらも、公正であるべき立場から彼女を諭します。瀾沣帝君の真情に感動した華姝は、彼を抱きしめ、彼もまた彼女への愛情を示します。しかし、彼の立場上、公正な決断を下さざるを得ないことを理解します。
青霖は、弑神花の種を孔雀王に渡し、大沢山の仙脉に植えさせます。これに合わせて、灼影は鳳鸣に話を持ちかけ、護霊箭の問題で彼が暴露されないように手配します。鳳鸣は困惑しながらも、再び灼影の要求を受け入れざるを得ません。閑善や閑竹などが、大沢山の仙脉を補強しようとするが、鳳鸣の呼びかけにより、鳳凰山の玲珑塔が異常をきたす。
古晋は、玲珑塔を安定させるために、自らの仙元を捧げる決意をします。彼の行動は、彼のせいでそのような事態が起きたと感じるものでした。阿音はそのことを知り、彼に阻止を求めようとしますが、彼はすでに決意を固めていました。阿音は自らの力を半分使って、敖歌と交換し、修元に鳳隠の仙元を与える。これにより、阿音の力は下仙のものへと変わる。
修元と敖歌は実は双子であり、11万年前の魔尊の封印をめぐる出来事が背景にあることが明らかになります。修元の内丹が魔尊の力によって再び復活し、彼は魔尊に対抗する方法を模索しますが、彼の立場は厳しいものでした。阿音の献身により、修元は彼の寿命を延ばすことを決意しますが、その過程で彼の命も危うくなる。古晋が駆けつけ、彼の危機を救おうとしますが、すでに阿音がその力を使って彼の寿命を延ばしていました。
結果として、阿音は自らの寿命を捧げ、古晋に彼の命をつなげることに成功します。しかし、その代償として、阿音自身の寿命はあとわずかとなっていました。彼女の死の危機を前に、古晋は無力感に打ちひしがれ、阿音を救う手段を探し続けます。一方で、灼影が再び彼女に対して圧力をかけてくるが、阿音はその影響に屈することなく、彼の要求を拒絶します。
最終的に、阿音の力と修元の献身が結びつき、彼女の寿命が一時的に延びますが、それは決して永久のものではありません。古晋は阿音を支え続ける決意を新たにし、彼女との未来を探求することを誓います。しかし、二人の間には超えられない壁があり、そのことが物語の核心となっています。