映画とドラマに沼る主婦

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中国ドラマ「繁城の殺人 大明に蠢く闇~繁城之下 ハンジョウ ダイミョウニウゴメクヤミ」第7話のあらすじは以下の通りです。

中国ドラマ「繁城の殺人 大明に蠢く闇~繁城之下 ハンジョウ ダイミョウニウゴメクヤミ」第7話のあらすじは以下の通りです。

小さな城で再び凶悪な殺人事件が発生し、善と悪の境界がますます曖昧になっていきます。神秘的な人物は、猴妖(妖猿)が実は真犯人によって放たれた陽動だと疑い、張耀祖に「本当の狙いはお前が追っているあの2人ではないかもしれない」と警告します。張耀祖は逆に神秘人自身が狙われているのではと考え、彼を守るため師兄と共に行動することを誓います。

一方、神秘人は程逸致の首に刃を突きつけ、ある文書を書かせ、大鍋の前に立たせます。その後、程逸致の遺体が大鍋の中で発見され、胸には釘が打ちつけられ、横には一枚の紙が置かれていました。仵作の検死により、毒による死亡と判明。鍋の中には複数の漢方薬が混ざっており、組み合わせによって致命的な毒に変化していたことが、保安堂の劉掌柜によって明かされます。

曲三更は、程逸致が書かされた毒薬の処方を元に二十年前の事件を追及。彼は、当時の処方箋を劉掌柜に見せ、陳旺には影響がなかったものの、同じ薬を服用した陸遠暴が血を吐いた事実を突き止めます。過去、程逸致が陸遠暴に服用させる薬を準備する中、盗みを働いていた姿を陸直が目撃していたことも発覚。その証拠を陸直は忠爺に知らせ、盗品とすり替え記録していたのでした。

その後、失踪した少年・喬狗児の過去も明かされます。彼は小宝の恩人で、暴行を受け水に投げ込まれた小宝を救ってくれた人物でした。ところが喬狗児は首を切断された状態で遺体となって発見され、頭骨は冷無疾の検死により「枕骨粉砕、多回にわたる斬撃」による死と判断されます。

陸直は王夫子を告発しようとしますが、冷無疾に「証拠不十分」と却下されます。王夫子は地元で高い評判を持つ儒者であり、軽々しく追及できる相手ではないのです。

一方、陸遠暴と趙舉人は共同で商売をしていましたが、帳簿の不正に陸直が気づき、指摘。趙舉人は逆ギレ気味に否定しますが、陸遠暴は巧みに仕掛け、趙舉人の心をくすぐる手口で取り込んでいきます。最終的には趙舉人に借用書を書かせ、借金は四千三百両から五千両に跳ね上がりました。

物語はさらに血生臭くなります。重傷を負った柳十七が張貴を頼って陸家に現れますが、護院の鮑勝と趙亮はその正体を見抜き、通報を主張。陸直は時間を稼ごうとしますが、最終的に忠爺が張貴を見張らせる名目で彼らを遠ざけ、その直後、忠爺は背後から鮑勝と趙亮を殺害してしまいます。

この第7話では、新たな殺人と、二十年前の事件の真相が次々に明かされ、登場人物たちの善悪が複雑に絡み合っていきます。表向きの清廉さの裏にある陰謀と、誰が「清き者」で誰が「汚れた者」なのか――視聴者の心を揺さぶる緊迫の展開が続いています。