映画とドラマに沼る主婦

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中国ドラマ「王家の愛 ー侍女と王子たちー」見どころ ネタバレ第1話のあらすじは以下の通りです。

中国ドラマ「王家の愛 ー侍女と王子たちー」見どころ ネタバレ第1話のあらすじは以下の通りです。

物語は公元1626年、明朝と後金が寧遠で激しい戦いを繰り広げる場面から始まります。明の大将・袁思典が「紅衣大砲(こういだいほう)」を用いて後金の軍に大打撃を与え、後金の可汗(かがん)・努爾哈赤(ヌルハチ)は重傷を負い、生死の境をさまよいます。

この危機に乗じて、努爾哈赤(ヌルハチ)の後継者争いが表面化します。阿哥(王子)や貝勒たちは、彼の治癒には「奇駿馬(きしゅんば)」が必要と聞き、その馬を見つけた者が次期可汗の最有力候補になることを察知します。そこで、王子たちはこぞって馬を探しに旅立ちますが、第八子・皇太極だけは自ら進んで努爾哈赤(ヌルハチ)の看病に残ります。表向きには孝行息子を演じながら、裏では密かに兄弟たちの動向を監視し、冷静に策略を巡らせていたのです。

一方で、努爾哈赤(ヌルハチ)を最も案じていたのは十四子・多爾袞(ドルゴン)でした。彼は科爾沁(コルチン)草原へと足を運び、「金馬鞭大賽(きんばべんたいさい)」という馬術大会に出場します。そこで出会ったのが、見事な馬術を操る女性・蘇茉児(スームーアル)でした。

最初は誤解や衝突が絶えなかった二人ですが、幾多の困難を乗り越えて徐々に信頼を深め、ついに奇駿馬を手に入れます。ところが、彼らの行く手を阻んだのは、皇太極が密かに派遣した刺客たちでした。激しい戦闘の末、多爾袞と蘇茉児はやむを得ず崖から飛び降りることになります。

水が苦手な多爾袞は、蘇茉児の助けでなんとか危機を脱します。そのお礼に、彼は大切にしていた宝刀を彼女に手渡し、「困ったことがあればこの刀を持って大金(後金)を訪ねてくれ」と約束します。蘇茉児もまた義理堅く、自らの兄・色勒莫(シルモ)を通じて兄弟のような絆を結びます。

二人は言葉を交わし、互いの道へ戻っていくのでした。

第1話は、歴史の荒波に巻き込まれながらも真心を通わせた二人の出会いと別れを、壮大なスケールで描いています。次回からの展開にも期待が高まります。