華流ドラマ『無憂渡(むゆうと) ~瞳に映った真実の愛~ 』 見どころは? ネタバレ 第1話のあらすじは以下の通りです。
第1話あらすじ
この日、柟陽(なんよう)の段家に、喜ばしい知らせが届きます。段半夏(だん・はんか)の堂兄(いとこ)である段言秋(だん・げんしゅう)がまもなく結婚するとのことでした。父・段英恒(だん・えいこう)は、娘の半夏に親戚たちと交流させるため、喜びの雰囲気にあやかろうと共に帰郷します。
しかし、この父娘と同じく柟陽へと向かっていたのが、若き捉妖師(妖を狩る者)・宣夜(せんや)でした。彼の目的は段家とは全く異なるもので、最近柟陽の町では連続殺人事件が起きており、凶悪な喉切りの賊が広平から流れてきたという噂が広がり、人々は不安に陥っていました。妖を討つ役目を担う宣夜は、その真相を探るために町へ入ります。
やがて迎えた婚礼当日。街は祝いの灯りで彩られ、人々は笑顔に包まれていましたが、半夏だけは笑うことができません。彼女は再び“発病”し、花嫁・蛮娘(ばんじょう)の影を羽を持つ怪物の姿として見てしまったのです。半夏は不安を覚えながらも誰にも打ち明けません。というのも、周囲はいつも彼女の言葉を“癔症(ヒステリー)”だと決めつけていたからです。
ところが、その異変に気づいたのが宣夜でした。半夏が妖の姿を見抜けることを知った彼は、捉妖において彼女の力を必要と考え、“内応”として協力を求めます。こうして、半夏は自分が病ではなく、特別な能力を持っているのだと知るきっかけを得ます。さらに、長年使ってきた「養神香」が実はただのごまかしであり、真実から逃げる手段にすぎなかったことを悟るのです。
第1話では、半夏が「自分は病ではなく妖を見通せる存在」だと気づく重要な展開が描かれています。彼女と宣夜の出会いは、この先の物語に深くつながっていく注目の始まりとなっています。