『イ・サン』第40話のあらすじは以下の通りです：
夜中にイ・チョンが急いで図画署に向かいます。そこでは、画員たちが集まっており、サンの命令で世子が描いた絵の亀のような岩を拡大して描く作業が行われていました。一方、禁衛営のシン大将宛に中殿から緊急の通達が届きますが、シン大将はすでに命を落としており、代わりに通達を受け取ることになります。テスはシン大将に会いに行きますが、彼の姿はなく、部屋には血の跡が残されていました。
老論派はサンの譲位を知り、大慌てになります。中殿は弘化門に禁衛営の兵を集めていることを知り、仁王山に向かっている情報をフギョムは掴んでいました。サンたちは亀の形に似た岩を探し、中殿はサンか王のどちらかを殺そうとしています。王はチェゴンにサンに渡す箱を託します。
サンはテス達と岩を探していましたが、敵の兵がサンについて行ってしまいます。グギョン達は必死にサンを探しますが、見当たらず、その間にサンは箱を見つけます。中身を空けた時にサンに剣が向けられ、サンは必死に戦います。銃声が鳴り響き、サンの元に駆けつける護衛官達。その後サンは箱の中身を王に届けます。
中殿はサンが無事に帰ってきたことにも動じず、次の策を考えています。大殿の内官は中殿から王に飲ませるように薬を預かっていましたが、内官は王に出そうとその薬を持って行きます。サンは恵嬪と嬪宮に譲位の話を簡単にして、次の日にこれまでのことは説明することにします。中殿は気が気でなく、内官は王に中殿から預かった薬は出しませんでした。チェゴンが王を迎えに行きますが、王は意識不明で倒れていました。王は脳梗塞で倒れたようで、サンは中殿が来たのを見て、これが誰かの仕業であれば決して許さないと言いました。
このエピソードは、サンが王位に就く前に先に始末しようとする中殿の策略と、サンが父を陥れた敵の証拠を見つけるための奮闘を描いています。非常に緊迫した展開で、次の話も見逃せませんね。
