映画とドラマに沼る主婦

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韓国ドラマ「禁婚令」何話まで? 第12話のあらすじは? 最終話のあらすじは?

最終回、第12話「禁婚令の終わり」

最終回は、長きにわたる婚姻禁止令がついに解除され、登場人物たちがそれぞれの幸福を掴む感動的なクライマックスとなりました。この作品の魅力は、ただのロマンスドラマにとどまらず、権力争いや陰謀が絡み合う重厚なストーリー展開にあります。

まず、イェ・ヒョンソンとソランの関係に注目せずにはいられません。ソランが真実の自分を取り戻し、王と結ばれるまでの道のりは険しく、数々の試練を乗り越えてきました。テワンテビの前で自分こそが本物のイェ・ヒョンソンだと名乗り出た場面では、視聴者としてもその緊迫感に引き込まれ、彼女の勇気に感動しました。陰謀に巻き込まれたソランが、ついに自分の正体を明かし、王の愛を勝ち取る姿は、歴史ドラマの中でも屈指の名シーンといえるでしょう。

また、王の公開プロポーズも感動的でした。長い間、婚姻が禁じられ、多くの人々が幸せを手に入れられなかった中で、王がソランに「そなたを妃に迎えたい」と告げるシーンは、王としての決意と彼の愛の深さが感じられます。ドラマを通じて描かれてきた二人の絆が、ここでようやく結実する瞬間です。

一方で、陰謀に関わった兵曹判書(ピョンジョパンソ)やソ氏の最後も見逃せません。ポッサムや不正に関与し、数々の悪事を働いた彼らが、ついに報いを受ける場面はカタルシスを感じました。特に、王が自ら剣を振るい、敵を討つ場面は圧巻で、王としての覚悟が強く表れています。

「禁婚令」が解除された後、王とソランだけでなく、多くの人々が結婚という新たなスタートを迎える様子が描かれ、まさに春の訪れを感じさせます。朝鮮の各地で行われた告白やプロポーズの連鎖は、ドラマ全体を通して緊張感が漂っていた中に、最後の温かい余韻をもたらしました。

さらに、ソランが王妃として新たな制度改革を提案するシーンも印象的です。王妃としての彼女の役割は、単なる王の妻としてではなく、女性の権利や地位向上にも寄与する存在であり、その強さと知恵が際立っています。

歴史ドラマとしての「禁婚令」は、時代背景を活かしつつ、現代の視点から見ても魅力的なキャラクター描写や社会的テーマが盛り込まれた作品です。