映画とドラマに沼る主婦

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大河ドラマ「北条時宗」原作はある?

 

2001年に放送されたNHK大河ドラマ北条時宗」は、高橋克彦の小説『時宗』を原作としています。ドラマは、鎌倉時代中期の執権・北条時宗を主人公に、宝治合戦元寇などの歴史的事件を描いています。

 

原作とドラマの類似点は、主要な歴史的事実や人物を基にしていることです。例えば、時宗が幕府の執権として元寇に立ち向かうという大筋は共通しています。

 

一方で、相違点としては、ドラマでは視聴者への訴求力を高めるために、登場人物の関係性や事件の展開にドラマチックな要素が加えられていることが挙げられます。また、原作にはないオリジナルのエピソードが含まれていることもあります。

 

 

小説『時宗』は、高橋克彦による歴史小説で、全4巻からなる合本版が存在します。この作品は、鎌倉時代の重要な人物である北条時宗の生涯を描いており、武家政治を築いた父子の物語を通じて、「国を守るとは何か」を問う内容になっています。

 

物語は、盤石の執権政治を確立し、幕府の結束を固めた北条時頼の後を継ぎ、若き棟梁として歩み出す少年時宗の視点から始まります。巨大騎馬国家・蒙古の王クビライが海を越えて日本を狙う中、かつてない戦いが始まろうとしていました。天変地異が続く中、法華経を説く日蓮が民衆の熱狂を呼び、時宗は父の志を受け継ぎ、真に国をまとめる者となるべく奮闘します。

 

各巻のタイトルは以下の通りです:

1. 時宗 巻の壱 乱星』

2. 時宗 巻の弐 連星』

3. 時宗 巻の参 震星』

4. 時宗 巻の四 戦星』

 

これらの巻では、内部闘争や国の未来を見据えた戦略など、時宗の成長とともに展開する様々な出来事が描かれています。小説は、歴史的背景に忠実でありながら、登場人物の心理描写やドラマチックな展開で読者を引き込む作品となっています。興味があれば、ぜひ読んでみてください。