NHK大河ドラマ「西郷どん」第２２話のあらすじは以下の通りです。
「西郷どん」第２２話「偉大な兄 地ごろな弟」
このエピソードでは、西郷吉之助（演：鈴木亮平）が３年ぶりに薩摩に帰還します。その間に、桜田門外の変で井伊大老が暗殺され、幕府に対する倒幕の気運が高まっていました。薩摩に戻った吉之助は、表向き「大島三右衛門」と名乗ることになります。前回のエピソードで奄美大島を離れた吉之助は、薩摩藩主・島津茂久からの召還命令を受け、薩摩へと戻ってきたのです。
薩摩では、国父久光（演：青木崇高）が京への出兵計画を進めており、全国の討幕派から注目を集めていました。久光は、近衛忠煕に働きかけるよう吉之助に命じますが、吉之助は斉彬存命でこそ実現可能な計画であり、久光では無理だと反論します。しかし、久光は幕府が計画を阻むことはないと自信を持っています。
一方、精忠組が集まり、吉之助の帰還を祝う会が開かれますが、吉之助と大久保一蔵（演：瑛太）の間には緊張が走っていました。有馬新七（演：増田修一朗）は、討幕の企てを立てているとして、吉之助を精忠組に合流するよう誘います。しかし、吉之助は討幕ではなく、策を練る時だと主張します。
最終的に、久光は吉之助に上京の露払いとして下関へ向かうよう命じます。有馬とその仲間たちは、脱藩を決意し上京しますが、一蔵はそれを止めようとします。下関では、吉之助の弟・信吾（演：錦戸亮）が登場し、討幕のための資金を運ぶ役目を果たしていることが明らかになります。
この話は、西郷吉之助と周囲の人々との関係性や、倒幕への思いが複雑に絡み合う様子を描いており、物語の中で重要な位置を占めています。
