NHK大河ドラマ「西郷どん」第４０話のあらすじは以下の通りです。
「西郷どん」第４０話「波乱の新政府」
このエピソードでは、明治新政府の深刻な財政難と、それに対する改革の動きが中心となっています。大久保利通（演：瑛太）と岩倉具視（演：笑福亭鶴瓶）は、薩摩の久光（演：青木崇高）を東京へ来させ、政府に力を貸すよう迫りますが、久光は体調を理由に断ります。
新政府は、「廃藩置県」と後に呼ばれる政策を推進しようとしており、日本全国の藩を取り潰し、権力を中央に集中させる計画を進めています。この計画には多くの反対があり、激しい権力争いが繰り広げられていました。
西郷隆盛（演：鈴木亮平）は、反乱を起こす気も失せるほどの強い軍が必要だと提案し、御親兵を発足させることを提案します。これにより、有力諸藩の勢力を敵対させることなく、味方に引き入れることができると考えられました。
また、隆盛は東京へ戻り、新政府での浮き沈みや、贅沢ざんまいする新政府に対する不満を抱えながらも、大久保との友情を再確認し、廃藩置県が行われることに協力することになります。
このエピソードは、新しい時代への移行期における政治的な動きと、それに伴う人々の葛藤や友情を描いており、歴史的な転換点を迎える日本の姿が描かれています。
