映画とドラマに沼る主婦

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連続テレビ小説「カーネーション」の第130話のあらすじは

連続テレビ小説カーネーション」の第130話のあらすじは以下の通りです。

第23週「まどわせないで」「ヘラオオバコ」

第130話では、糸子の強さと優しさ、そして家族を守る姿勢が深く描かれています。栄之助が父親から勘当を言い渡され、生地100反をどうにかさばかなければならない状況で、糸子に知恵を借りようと必死に土下座します。しかし、糸子はそんな甘えを許さず、突き放します。このやり取りは、糸子の厳しさと仕事に対する責任感が際立ちます。彼女は自分で道を切り開いてきたため、誰かに頼るだけでは道は拓けないという強い信念を持っているのでしょう。

そんな糸子のもとに、かつて戦時中からの繋がりのある清川の娘が訪れます。母親の喜寿のお祝いにドレスを仕立ててあげたいという相談です。しかし、母親は採寸されるのを嫌がり、断られてしまったとのこと。糸子はその母親の気持ちを察し、採寸せずにドレスを仕立てることを約束します。このシーンでは、糸子の長年培った技術と、人々の心に寄り添う姿が描かれており、彼女がただの職人ではなく、相手の思いに応えることができる稀有な存在であることが感じられます。

さらに、糸子の家族に対する愛情も垣間見えます。夜遊びを続ける里香をどうにかして更生させたいという糸子の強い意志が、彼女の行動に現れています。母親である優子は、早く里香を高校に戻したいと心配しますが、糸子は「ジャージを着ているうちは何を言っても無駄」と優子が里香に会うことを禁じます。糸子は、里香がジャージを通して自分の気持ちを表現していることを見抜いており、その思いに寄り添いつつも、強引に変えようとはしないのです。

物語が進む中、里香はある日、商店街を歩いている際にヤンキーたちに絡まれ、怪我を負います。彼女の着ていたジャージが目を引き、喧嘩を売られてしまったのです。しかし、ここで重要なのは、このトラブルが里香にとっての転機となる可能性があるということです。見知らぬ青年に助けられて帰ってきた里香は、少しずつ周囲の大人たちの言葉や行動を見直すきっかけを得るかもしれません。

カーネーション』のこのエピソードは、昭和の時代背景の中で、家族や人々の絆がどれだけ大切かを改めて感じさせてくれる内容です。糸子が貫く信念と優しさは、現代にも通じる普遍的なテーマであり、見逃せない展開が続きます。