映画とドラマに沼る主婦

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連続テレビ小説「カーネーション」の第129話のあらすじは

連続テレビ小説カーネーション」の第129話のあらすじは以下の通りです。

第23週「まどわせないで」「ヘラオオバコ」

 

第129話は、糸子の家族愛と仕事への情熱が描かれた感動のエピソードです。昭和60年、デザイナーズブランドブームの中、直子の東京でのファッションショーが開催されることになりました。糸子は、夜遊びを続ける里香を連れて東京へ行くことにします。里香は最初嫌がりますが、「抱持ちが必要」と言い聞かされ、強引に同行させられます。このシーンから、糸子の家族に対する強い愛情と、里香を正しい方向に導きたいという強い思いが伝わってきます。

ショーの会場では、里香がジャージ姿で現れ、周囲から浮いていることが描かれます。直子から「ジャージと決めたら脱ぐな」とアドバイスを受け、里香はそのままジャージを貫き通します。このやり取りは、直子のファッションに対する独自の哲学が垣間見えるシーンです。糸子のファッションへの情熱は次世代へと受け継がれ、直子の成功がその証とも言えるでしょう。東京滞在中、糸子に連れ回される里香は疲れ果て、ついには岸和田に戻ると夜遊びをやめ、夜にはしっかりと床に就くようになります。この変化は、糸子の教育の成果が少しずつ表れ始めた瞬間であり、里香の成長が感じられます。

物語の後半では、オハラ洋装店でパーティーが開かれ、戦時中に糸子が助けた河瀬商会との縁が再び描かれます。このエピソードでは、河瀬商会の跡取りである河瀬譲が、京都の老舗呉服屋の息子・吉岡栄之助を糸子に紹介します。栄之助は困り果て、糸子に相談を持ちかけますが、糸子は「あかん、来なや!」と最初は相手にしません。しかし、後日栄之助は再び現れ、土下座をしてまで助けを求めます。糸子の前での土下座は、彼の本気度と覚悟を表すものであり、糸子にとっても一つの試練といえるでしょう。糸子がこの難局にどう立ち向かうのか、彼女のこれまでの人生の知恵が試される展開です。

このエピソードは、戦後の復興期から続く糸子の挑戦と、彼女を取り巻く人々との縁が描かれています。ファッション業界の厳しい競争の中で生き抜いてきた糸子の姿は、多くの人に勇気を与えます。時代背景を踏まえたファッション業界の変遷や、人々との絆がこの物語の魅力をさらに深めています。