映画とドラマに沼る主婦

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朝ドラ『虎に翼』の第45話のあらすじは

朝ドラ『虎に翼』の第45話のあらすじは以下の通りです。

第9週 「男は度胸、女は愛嬌?」 

第45回は、戦後日本の新たな幕開けを迎える中で、主人公寅子の成長と決意が描かれています。昭和21年(1946年)11月3日に日本国憲法が公布され、「すべて国民は法の下に平等」と謳われたこの日。新しい憲法は、女性や弱者に光を当て、社会全体の価値観を大きく変えようとする動きを象徴しています。この時代背景は、まさに寅子の心にも新たな希望の芽を吹かせることとなりました。

新聞を手にした寅子の顔には、未来への期待が見て取れます。これまでの苦悩や悲しみを乗り越え、彼女が再び立ち上がる姿は、多くの人にとって共感を呼び起こすものです。戦争によって奪われたものがあった中で、憲法の公布は新しいスタートラインを示しているのです。家族を守り、支えるために戦う女性たちの姿が、今まさに求められています。

帰宅後、寅子は家族会議を開き、直明に進学することを提案します。ここでの「もう一度法律の世界に飛び込む」という宣言は、彼女がどれほど強い意志を持っているかを物語っています。直明に「幸せになってほしい」と願う彼女の言葉には、ただの家族愛だけではなく、彼女自身の未練や後悔も込められていることでしょう。直明の未来を明るく照らすためにも、自分が先陣を切るという姿勢が、家族の絆を一層深めていくのです。

そして、昭和22年(1947年)春、直明は大学に進学し、寅子は法務省へと向かいます。自分の進む道を定め、社会に貢献しようとする寅子の決意は、彼女自身の人生だけでなく、これからの日本の未来にも大きな影響を与えるものです。法務省の人事課長、桂場との対話で、寅子は自らの能力をアピールし、裁判官としての道を切り開こうと奮闘します。しかし、桂場からの「なぜ君を採用しなければならないのか」という問いには、単なる感情ではなく、しっかりとした理由が求められることに気づくのです。

この場面では、寅子の成長が如実に描かれています。自身の力を信じ、挑戦する姿勢は、戦後日本が新たな社会を築くために必要な勇気を象徴しています。彼女が法律の世界でどのように自らを証明し、家族を支えていくのか、その道のりは決して平坦ではないことが予想されます。しかし、憲法の精神を胸に抱く彼女なら、きっと困難を乗り越えていくことでしょう。

次回の展開が待ち遠しいですが、寅子の挑戦を見守り、彼女がどのように新しい時代を切り拓いていくのかを楽しみにしています。新たな憲法の下で、家族の絆をより強くし、未来を共に歩んでいく姿勢に、胸が熱くなります。