映画とドラマに沼る主婦

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NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の第81話のあらすじは

NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の第81話のあらすじは以下のとおりです。

第17週 「わたしたちに出来ること」

第81話は、時の流れとともに百音(もね)や菅波、そして周囲の人々が抱える未来への決意が大きく変化し、成長していく姿を描いています。2016年12月、クリスマスの夜に登米(とめ)で迎える百音と菅波の再会は、彼らにとって一つの節目となりました。歴史ドラマのように、運命に導かれながらも、自らの道を選び抜く姿に心を打たれる回です。

菅波は登米の診療所に専念する決意を固めました。翌年の春には東京のマンションを引き払う予定で、医師として自らの立場を貫き、地域医療に尽力する覚悟を百音に伝えました。この場面は、戦国時代に国を治めるために故郷を捨てて戦地に赴く武将の覚悟を思わせるものがあります。菅波の選択は単なる職業選びではなく、彼が信じる未来への責任を全うしようとする強い意志が感じられます。

一方で、百音もまた、菅波が登米を支える決意を示したことに喜びを抱くものの、離れ離れになる現実を前に一抹の寂しさを覚えます。歴史上の人物たちも、愛や絆を胸に秘め、戦場や使命に赴くことが多かったように、百音もまた、自分の役割を理解しつつも人間的な感情に揺さぶられる様子がとても印象的です。

時は流れて2017年の3月、『あさキラッ』の気象ニュースが低迷していることが問題となります。番組の視聴率が落ち込む中、キャスターである莉子(りこ)はその責任を痛感し、心を痛めます。現代のメディアの厳しい競争の中で、自分の存在意義を問われる彼女の苦悩は、時代や立場が異なれど、常に戦いの場で自らの限界を試される武将たちの心情にも通じるものがあるのです。莉子は、単に数字を追いかけるのではなく、使命をもって情報を伝える役割を果たそうとするその姿勢に共感を呼びます。

百音もまた、この状況を見つめ、登米の面々や菅波との思い出を胸に、気象予報士としての自分の使命をより一層見つめ直すことになるでしょう。現代ドラマでありながら、歴史ドラマに通じる深いテーマが込められた『おかえりモネ』は、時代を越えて通じる人間の生き様を描き出しています。