第26集では、王小石が傅宗書の部下たちと戦い、最終的に傅宗書を殺害した後、蔡京の書屋に突入します。しかし、元十三限が現れ、王小石に対して「天下は我々のものだ」と語りかけます。この言葉を聞いて、王小石は自分が母親を殺した凶手が元十三限であることに気づき、彼に対して復讐を決意します。しかし、力の差により、王小石は元十三限に敵わず、重傷を負って逃走します。城門まで逃げるものの、官兵に囲まれてしまいます。
王小石は、自分が傅宗書を殺し、蔡相を討つことも独りで行ったことで、誰にも関わりがないと告げます。そんな中、龍啸青が王小石を救い、朱小腰と無邪が上から援護します。王小石は楼の仲間たちを巻き込むことを心配しますが、無邪は彼を苦水铺に向かわせます。その場所には、白愁飛と蘇夢枕が待機しており、王小石はそこで二人と再会します。
白愁飛は、王小石を送るつもりで、自らが重臣を殺す罪を背負う覚悟を決めます。王小石は感慨深げに、白愁飛が再び戻ってきたことを信じ、再会を約束します。王小石は温柔と共に洛陽へ向かうことになりますが、温柔は彼と一緒に行くことを決意します。王小石は温柔に抱きしめられ、心から感動します。
金風細雨楼は王小石の行動により、大きな危機に瀕します。蘇夢枕は、王小石が朝廷の命官を刺したことについて責任を取るべき人物を明確にしようとしますが、白愁飛は彼を制止し、自らが罪をかぶることを決めます。そこで、雷純が登場し、白愁飛を連行します。雷純は、金風細雨楼の内部の事情を熟知しており、白愁飛に対して冷酷な言葉を投げかけます。
その後、雷純は蘇夢枕に対して、父親を殺したのは彼だと非難し、白愁飛を苦しめることを宣言します。蘇夢枕は、雷純に白愁飛を解放するように頼みますが、雷純はその要求を拒絶します。蘇夢枕は、彼が重臣を殺した罪を白愁飛がかぶる覚悟を持っていることを理解し、しばらくの間、彼を囚われの身にしておくことに決めます。
また、方応看は、蔡京のために働き始め、蔡京から与えられた任務である北方での殺害計画を話します。彼は王小石を捕えることで大きな功績を得ようと考えており、これからの展開に向けて新たな動きを見せます。
その後、白愁飛は刑部大牢に収容され、王小石との思い出が残された壁を見つめながら、彼の無事を祈るのでした。