韓国ドラマ「世子(セジャ)が消えた」第3話のあらすじは以下のとおりです。
第3話では、世子イ・ゴンを巡る王宮の緊張が頂点に達します。物語は、尚膳を含む大妃の手下たちに命を狙われるゴンが、忠実な別監カプソクによって救われる場面から始まります。深い傷を負いながらも、ゴンはミョンユンの助言を思い出し、丹鳳門へ向かおうとしますが、力尽きて意識を失ってしまいます。彼が「医院には行くな」と言い残したその言葉には、宮廷内の権力争いへの警戒が垣間見えます。
一方、王はゴンの行方を追うために「吹角令」を発令します。この令は国家の危機を告げるもので、王の決断の重さが感じられます。しかし、大妃はこれを阻止しようと画策し、王を脅迫して解除を迫ります。この対立は、宮中の権力争いがいよいよ激化していることを物語ります。大妃の思惑と王の苦悩が交錯する中で、ゴンの安否が大きな焦点となっています。
さらに、御医チェ・サンノクの元には、トソン大君が鍼筒を持参して現れます。この訪問が何を意味するのかはまだ明らかではありませんが、トソン大君の行動には何か隠された意図があるようです。彼の動きが王位継承問題にどう影響するのか、注目が集まります。
今回のエピソードでは、ゴンが危機に陥りながらも生き延びようとする姿勢と、宮廷内で繰り広げられる王と大妃の対立が描かれました。また、サンノクやトソン大君といった周辺人物の動きが、物語にさらに深みを与えています。丹鳳門へ向かうゴンの行方が次回どのように展開するのか、そして宮廷内の陰謀がどのように絡み合うのかが見どころとなっています。