中国ドラマ「千古の愛、天上の詩」第13話のあらすじは以下のとおりです。ネタバレ注意
中国ドラマ「千古の愛、天上の詩」の第13話は、上古(シャング)と白玦(バイジュエ)が協力して、白玦のために混沌之神と梧桐树心を使って薬を作る場面から始まります。上古は、自分が白玦と共に生きることを決意し、未来のどんな困難にも立ち向かう覚悟を固めていました。白玦が目を覚ますと、紫涵が盗んだ物について調べ始め、驚愕します。天启(ティンキー)が、滅世陣法を発動しようとしていることを発見したのです。この滅世陣法は、三界全体に影響を与えるもので、白玦や上古もその信じがたい事実に打ちのめされます。
上古は月弥(ユエミー)に、天启が滅世陣法を発動するようなことはないと訴えます。長年の付き合いがある月弥は、天启がそんなことをするわけがないと信じて疑いません。しかし、上古は月弥が天启に対する愛情を抱いていることを理解し、彼女の無条件の信頼に胸を痛めます。月弥から尋仙玲を借りた上古は、それを使って天启を見つけに行きますが、天启は上古との演技がすべてであり、滅世陣法を発動して三界を支配するつもりだと告げます。上古は天启を引き戻そうとしますが、天启は上古を攻撃し、渊玲沼沢から追い出します。
上古が神界に戻ると、白玦は上古の負傷を見つけ、天启が関わっていることを悟ります。しかし、上古は天启の心がすでに決まっていると述べ、白玦を止めようとしません。上古が天启に失望する姿に、白玦は心を痛め、彼女を抱きしめます。二人は神界の門前で話し合い、上古は白玦に、三界の使命を果たすために天启と戦う覚悟を伝えます。
一方、天启は渊玲沼沢で滅世陣法の発動準備を進めており、紫涵がその護衛に駆り出されます。上古は神界から兵を引き連れて渊玲沼沢に向かいますが、月弥も同行します。神界の状況を把握しようとする魔族の雪迎(シュエイン)は、上古と天启の動向を探り、彼女の思惑で蕪浣(ウーファン)に魔器を持たせて渊玲沼沢に送り込みます。蕪浣は自らの手で天启を捕えることを目指しますが、そこで暮光(ムークォ)に見つかり、一緒に戦うことになります。
上古は渊玲沼沢で天启を説得する時間を与えられ、彼女は月弥にそのための時間を請います。月弥は天启に自分が信じていること、彼を助けたいという思いを伝えますが、天启は冷酷な態度で彼女を拒絶しようとします。しかし、月弥の無条件の信頼を前に、天启は部分的に滅世陣法の力を収め、月弥の前に現れます。月弥は、天启が一緒に帰るよう説得し、自分たちが解決できない問題などないと訴えます。上古が笑顔を見せなくなってから、天启もまた上古を悲しませたくないと感じていたのです。
このように、上古と白玦、月弥の努力によって、天启が滅世陣法を発動するという危機が回避され、三界に平穏が戻ることを期待させる展開となっています。天启の心情や上古との絆、三界への責任が描かれ、物語の重要な転機となっています。