大河ドラマ「光る君へ」第5話のあらすじは以下のとおりです。ネタバレネタバレ
第5話 「告白」
道長が右大臣家の三男であり、6年前に母を殺害した道兼の弟であると知ったまひろは、ショックのあまり寝込んでしまいます。このうわさは内裏や散楽師の直秀の周囲にも広がり、人々の間で話題になります。一方、道長は自らの身分を偽ったことを直接説明したいと考え、まひろに文を送ります。
まひろは父・為時から、道兼の罪を心に秘めるよう厳命されていましたが、道長に真実を伝えたいと決意します。そして、家以外の場所で会えるよう直秀に仲介を頼みます。身分の違いを理由に道長を諦めるべきだと忠告する直秀に対し、まひろは「逢引きではなく、大切な話をしなければならない」と真剣に懇願します。
満月の夜、直秀の手引きでようやく再会を果たした2人。まひろは道長に、寝込んだ理由は彼の正体を知ったからではないと語り始めます。そして、6年前に道兼が母を殺害した経緯を告白します。「あの日、三郎に会いたいと思わなければ、私が走り出さなければ、母上は死ななかった」と自分を責め、涙を流すまひろに対し、道長は一族を代表して謝罪します。その後、まひろを直秀に託して帰宅します。
家に戻った道長は、怒りを抑えきれず道兼に詰め寄り、「6年前、人を殺めたのか」と問いただします。道兼がそれを肯定すると道長は激昂し、殴りかかります。さらに、父・兼家がこの罪をもみ消したことを知り、驚愕する道長。道兼から「お前が俺を苛立たせたせいだ」と責任を押し付けられ、絶句します。その様子を見た兼家は、道長の感情的な一面を気に入り、「お前にもそんな情熱があったか」と笑い、家の安泰を確信します。
6年前の因縁が浮き彫りになり、まひろと道長の関係はさらに複雑化します。それぞれの抱える葛藤が、今後どのような展開を迎えるのか注目です。