中国ドラマ「最高のじれ恋」第10話のあらすじは以下の通りです。
唐漾はタピオカミルクティーを片手に「壹休好吃」を訪れたところ、蒋時延が美食の今後のトレンドについてのブレインストーミングを行っている現場に遭遇します。蒋時延に誘われてそのまま会議に参加した唐漾は、働く人たちの三食について語り始めました。彼女は、以前「志兰小卤」で残業した際に食べた張志蘭特製の炒飯を思い出し、余ったご飯を活用するメニューとして提案します。手軽で美味しく、なおかつ健康的というポイントが、外食ばかりの現代人に刺さると皆に大好評でした。
会議後、トイレから戻った唐漾は、蒋時延の同僚たちが自分を「壹休の未来のボスの奥さん」と冗談交じりに噂しているのを聞いてしまいます。蒋時延は慌てて「漾哥とはただの親友で、ずっと“漾哥”だ」と弁解しますが、それを聞いた唐漾はなぜか胸がもやもやしてしまいます。
その後、彭思来に誘われていた食事を断り、「会議がある」と言い訳して帰ってしまいます。蒋時延は唐漾の様子に異変を感じ、点心を渡して励ましますが、唐漾はどこかそっけない態度でした。
一方、唐漾が企画した張志蘭の小規模企業向け融資紹介番組は銀行内で大成功を収め、小范もその姿に刺激を受けて医療美容ローンの案件に挑戦したいと申し出ます。唐漾は慎重になるよう忠告しますが、小范はあくまで前向き。甘処長はそんな唐漾の姿勢に冷ややかな皮肉を投げかけます。
また、蒋時延は唐漾にマフラーを届けに彼女の職場を訪れます。彼の訪問に唐漾の同僚たちは驚きと羨望の眼差しを向けますが、唐漾は「同僚に誤解されるから、もう会社に来ないでほしい」と冷たく告げてしまいます。この言葉に蒋時延は大きなショックを受け、自分の気持ちを整理するため、馮蔚然や程回に「友人の話」として相談しますが、返ってくるのは「相手はあなたに気がない」という残酷な推理ばかり。夜も眠れず、胸の内は沈んでいきます。
週末の食事会にも、唐漾は「加班（残業）」を理由に参加を見送り、逆に蒋時延も唐漾がいる集まりには姿を見せなくなります。周囲の仲間たちは二人の様子を不思議がります。
その頃、唐漾は大学時代の先輩・周墨に呼び出され、新しい高級マンションの内覧に誘われます。破格の条件を提示されますが、実はその背後には「九江控股」からの多額の融資を求める取引がありました。誠実な唐漾は迷いなくその提案を断り、失望と怒りを胸に車へ戻ります。
唐漾は誰かに気持ちを打ち明けたくなり、真っ先に思い浮かべたのが蒋時延でした。彼に電話をかけるも電源が切れていて繋がらず、ひとり車を走らせていたところ、気づけば空港高速道路へ。そんな時、背後から飲酒運転の車に追突されてしまいます。
電話越しに異変を察した蒋時延は、到着したばかりの空港から現場へ急行。唐漾の車は破損し、犯人は窓を割って暴れ出すという緊迫の状況に。間一髪、駆けつけた蒋時延と警察が犯人を取り押さえ、唐漾は無事に保護されました。
第10話では、友情と恋愛の境界線に揺れる二人の心情、そして職場での信頼と責任、さらには危機的状況で見せる真の絆が丁寧に描かれました。唐漾と蒋時延の関係は、この一件でどのように変化していくのでしょうか。次回も目が離せません。
