中国ドラマ「この結婚は社内秘で」第32話のあらすじは以下の通りです。
凌惟依は、初めて本当に齐郁を好きになった日のことを話し、その後齐郁から告白を受けて二人は正式に付き合うことになりました。思い出のバスケットコートに戻った二人ですが、感情の問題は解決しても、経済面の問題は依然として残っていました。恋愛だけでは生きていけない現実を前に、齐郁は凌惟依のためを思い「別れよう」と提案します。凌惟依は涙を流しながらも、二人のこれまでの思い出を胸に、齐郁は動かずその場に立ち尽くします。
失恋した凌惟依を支えるため、親友の涂筱檸は共に運動に励みます。その間、涂筱檸は饒静から連絡を受け、以前に自分に迷惑をかけた上司が会社に多額の金を預け、安心して休暇に入ることを知ります。
一方、趙方剛は家でたくさんの料理を作り、妊娠中の饒静も嬉しそうに食事を楽しみます。趙方剛は仕事の成果が認められ、昇進してマネージャーとなり、二人の生活は順調に進んでいます。
涂筱檸と纪昱恒は久しぶりに街でのんびり食事や写真撮影を楽しみます。突然、涂筱檸に一人の女性がぬいぐるみを手渡し、その中に「物語は小さな猫の消しゴムから始まる」と書かれた紙がありました。纪昱恒は、彼女との思い出の場所を壁いっぱいに飾り、過去の時間が遠くても、二人の絆は変わっていないことを感じさせます。
二人の関係には楽しいこともあれば喧嘩もありますが、涂筱檸が纪昱恒に「家」を与え、彼の白黒だった人生に彩りを添えました。感動のあまり、涂筱檸は涙をこらえきれません。
やがて二人は最後の教会に到着し、纪昱恒は用意していたベールを涂筱檸にかぶせ、キスを交わして結婚の誓いを立てます。周囲に誰もいなくても、この瞬間は何よりも幸せに満ちています。
一方、饒静は趙方剛と故郷へ戻り、かつて孤独を覚悟していた自分に、趙方剛が温かい家庭を与えてくれたことに涙します。趙方剛は饒静の両親に、彼女を一生守ることを誓いました。
纪昱恒と涂筱檸は海辺で結婚写真を撮影。涂筱檸は疲れながらも、幸せな一日を過ごします。彼女の両親も結婚を喜び、父親は思わず涙を流しました。
海辺で、趙方剛と饒静は最初は反発し合っていた関係から愛し合うようになった過去を振り返ります。饒静は子供が生まれたら故郷で結婚式を挙げたいと話し、趙方剛も了承。ちょうど中秋節の日で、趙方剛は両親に電話し、家族の温かさを感じる饒静。お腹の中の赤ちゃんが動くのを感じ、二人は感動を共有しました。
一方で凌惟依は一人酒を飲んでいると偶然齐郁に出会います。二人の間にはまだ切れない縁があるようです。
その後一年が経ち、涂筱檸は会社で大きく成長し、纪昱恒は趙方剛を支え続けています。二人の愛情はますます深まり、幸せな日々が続くことを願う最終話となりました。
「この結婚は社内秘で」は、困難やすれ違いを乗り越えた登場人物たちの成長と絆、そして真実の愛が描かれた感動の物語でした。
