映画とドラマに沼る主婦

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韓国ドラマ「花が咲けば、月を想い」 時代背景は?

「花が咲けば、月を想い」というドラマは、朝鮮時代の禁酒令がテーマとなっており、歴史上最も厳格な禁酒令が発布された時代を背景にしています。この禁酒令は、1392年に朝鮮が開国された直後から、干ばつや不作・飢餓の際に国家から発布され、民を慰め、食糧と費用を節約する目的で行われました。

特に、第3代王・太宗の時代にはほぼ毎年出され、第9代王・成宗と第10代王・燕山君の時代にも頻繁に実施されました。また、第21代王・英祖の時代には、凶作の年が多く、飢えから人々を守るために毎年のように禁酒令を発布しました。ドラマは「18世紀の仮想の朝鮮時代」として設定されており、実際の歴史とは異なる架空の設定で物語が展開されます。

この時代背景を踏まえ、ドラマでは禁酒令に違反する者を取り締まる監察官と、密造酒を作る女性のロマンスが描かれています。禁酒令が社会に与えた影響や、人々の生活に対するストレスを背景に、登場人物たちの葛藤や恋愛が繊細に描かれているのが特徴です。