NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第１９話のあらすじは以下の通りです。
このエピソードでは、荒木村重が織田信長に対する謀反を決意します。村重の家臣の行動が原因で、信長も村重の謀反が痛手だと認識しています。そこで羽柴秀吉と明智光秀が村重のもとへ向かい、謀反を思い留まらせようと説得に努めますが、村重の家臣たちは二人を取り囲んで話の間中ずっと見張っており、村重は頑として受け入れません。
一方、官兵衛は御着城の小寺政職と荒木村重が通じて籠城の準備を始めたことを知り、最悪の事態を恐れます。官兵衛は、政職が毛利に寝返ったことで、三木、御着と続いて他の織田方に残る播磨の者たちも毛利方につくだろうと予想していました。しかし、村重は姫路以外は黒田が寝返らないと考えていました。
政職の裏切りにより、官兵衛は危険な状況に置かれます。村重に使いを送り、「官兵衛が行くからそちらで殺してほしい」と頼むほどです。しかし、村重は官兵衛を哀れに思い、官兵衛にも反旗を翻すよう誘いますが、官兵衛は忠誠を誓った秀吉と信長に対する忠誠を破ることはなく、死をも厭わない覚悟を持っていました。結果として、官兵衛は村重に捕えられてしまいます。
このエピソードは、官兵衛の忠誠心と、播磨での織田信長の影響力の変化、そして政職と村重の謀反に至る心理描写が重要なポイントとなっています。
