NHK大河ドラマ「鎌倉殿の１３人」第１話のあらすじは以下の通りです。
第１話「大いなる小競り合い」
１１７５年、平清盛が大権力者として君臨する時代。主人公の北条義時の父・北条時政と祖父の伊東祐親が京都での務めを終えて伊豆に帰ってきます。しかし、伊豆では騒動が起きていました。流罪人である源頼朝が北条家に逃げ込んでいたのです。頼朝は祐親の娘・八重と恋仲になり、八重は男児を出産していました。この事実に怒った祐親は、頼朝を殺せと命じますが、頼朝は館を逃げ出して行方知れずになります。祐親の怒りは収まらず、自分の息子である北条家にも捜索命令を出します。
一方、義時の兄・北条宗時は、頼朝をかくまい源氏につくと意気揚々としています。義時は頼朝と初対面を果たし、八重と頼朝の子ども千鶴丸が殺された事を知ります。さらに、頼朝が北条の館にいるという情報を祖父が掴んでいる事も知ってしまいます。そして、伊東勢が頼朝を取り返すために北条の館へ向かうところで、第１話は終わります。
このエピソードは、源頼朝と北条義時、そして彼らを取り巻く人々の複雑な人間関係と、後の鎌倉幕府の礎を築く出来事へと繋がる重要な導入部となっています。
