映画とドラマに沼る主婦

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朝ドラ『虎に翼』の第17話のあらすじは

朝ドラ『虎に翼』の第17話のあらすじは以下の通りです。

第4週 「屈み女に反り男?」

第17回では、女性の権利と社会的地位をテーマにした深いメッセージが盛り込まれています。このエピソードでは、特別講師としてやってきた大庭徹男の講義が物語の中心となりますが、その内容が女性をおとしめるものであることから、寅子たちの心に火がつきます。

昭和10年(1935年)という時代背景の中、女性たちはようやく社会進出の道を歩み始めていますが、未だに男性優位の社会構造が色濃く残っています。徹男の授業では、未婚女性が犬にかまれて大けがをした事案が扱われ、その際の両親の訴訟について語られます。寅子は、当初その内容に感心しつつも、すぐにその見方を撤回します。徹男が示す見解は明らかに女性を侮辱するものであり、寅子はこの矛盾に耐えられず、抗議の声をあげることに。

ここで注目したいのは、徹男の態度です。彼は女子学生たちの意見に耳を傾けることなく、自身の考えを押し通そうとします。この描写は、女性たちが直面する現実を浮き彫りにしており、女性の権利がまだ軽んじられていることを象徴しています。寅子たちがこの状況に対してどう行動するのか、彼女たちの反応がますます気になります。

そんな中、ハイキングの日がやってきます。ここでは、寅子が仲間たちと共に楽しむことを期待している一方で、直言の行動に不安を抱くシーンが描かれます。直言が日曜日に仕事に行くことで、はるが機嫌を損ね、寅子も彼の行動に違和感を抱くのです。友情や恋愛の複雑さが垣間見え、若い女性たちの心情がリアルに描写されています。

ハイキングの待ち合わせ場所に着くと、花岡たち男子学生がすでに集まっていますが、そこでまたもや男性優位の発言が飛び交います。これに対して寅子は怒りを覚え、抗議しようとしますが、梅子がそれを制止するという展開が待っています。この瞬間、寅子の心の葛藤が強調されます。彼女は男性たちの言動に対して黙っていることができず、社会の不条理に立ち向かう姿勢を見せるのです。

このエピソードでは、時代の変化の中で女性がどのように自らの立場を見つめ直し、闘っていくのかが重要なテーマです。寅子たちの成長と彼女たちが置かれた状況を重ね合わせながら、物語は進展していきます。次回は、彼女たちがどのように行動を起こし、立ち向かっていくのか、そして彼女たちの友情がどのように変わっていくのか、期待が高まります。

このように、朝ドラ「虎に翼」は女性たちの成長物語として、時代の壁に挑む姿を描いています。彼女たちの奮闘を見守りながら、次回の展開を楽しみにしています。彼女たちがどのようにして未来を切り開いていくのか、ますます目が離せません。