大河ドラマ「光る君へ」第336話のあらすじは以下のとおりです。ネタバレネタバレ
第36話 「待ち望まれた日」
第36話では、ついに中宮・彰子が一条天皇の子を懐妊します。まひろは、女房たちを伴って土御門殿に里帰りし、彰子の信頼を深める中で、次第に女房たちの嫉妬の対象となります。特に左衛門の内侍は、道長とまひろの関係を疑い、赤染衛門にその疑念を吹聴します。一方、伊周は、彰子の懐妊の報を受けて清少納言に物語の執筆者がまひろであることを告げ、清少納言は驚愕します。その後、伊周は道長への復讐のため、彰子に呪詛をかけますが、彰子は無事に皇子を出産します。
土御門殿で行われた「五十日の儀」では、公卿たちが無礼講で祝宴を開く中、酔った公任がまひろの元へ向かいます。その様子を道長が見て、まひろを呼び寄せ、歌を詠むように指示します。まひろが詠んだ歌に道長が歌を返すそのやり取りは、周囲に二人の関係が明らかであることを印象づけます。この光景を見た嫡妻・倫子と赤染衛門は複雑な表情を見せ、赤染衛門はまひろと道長の仲について問い詰めます。
道長は、まひろへの独占欲と顕示欲を強く表に出し始めます。藤壺でまひろの局を訪れるのと同様に、土御門殿でもまひろに用意された部屋を訪れ、彼女との関係がますます深まっていく様子が描かれます。道長は、彰子と皇子誕生の喜びを共に分かち合い、まるで熟年夫婦のように月を見上げる姿が印象的です。
一方、道長とまひろの関係は、周囲の女房たちの間でうわさ話にされ、次第に公然となっていきます。特に倫子は、道長がかつて自分に文を送ったことがない一方で、女の字の文を見つけたことから、道長の心にいる女性の存在を疑っていました。まひろがその相手であることが分かれば、倫子がどのように反応するかは不明であり、今後の展開に緊張感をもたらしています。
視聴者は、道長の独占的な行動に対して多くの反応を示し、特に公任とのやり取りや、歌を詠む場面については、道長の行動がまひろに対して危険な影響を与えるのではないかという懸念の声が上がっています。道長の行動がどのように波紋を広げ、まひろにどのような影響を与えるのか、今後の展開がますます注目されます。