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『琅琊榜3』はどうなるのか? 2025年に突入した今、依然として不透明な状況が続く

『琅琊榜3』はどうなるのか? 2025年に突入した今、依然として不透明な状況が続く

中国の歴史ドラマシリーズ『琅琊榜(ろうやぼう)』は、深い物語性と緻密な世界観で多くのファンを魅了してきました。その第3作目となる『琅琊榜3』は、2024年に放送予定とされていましたが、2025年に入った現在でも、放送に関する具体的な情報がほとんど発表されていません。一体、このシリーズはどうなってしまうのでしょうか?

『琅琊榜3』の概要

『琅琊榜3』は、中国の東陽正午陽光(ドンヤン・ジョンウー・ヤンガン)影視有限公司が制作する古装(時代劇)と権謀術数(政治策略)をテーマにしたドラマです。本作は、シリーズ第1作『琅琊榜』、第2作『琅琊榜之風起長林』に続く待望の第3弾であり、世界観やテーマが一貫しています。

本作の物語は、内憂外患に揺れる燕国(えんこく)を舞台に、琅琊(ろうや)の高手・唐晟(とうせい)と、瀚海王(かんかいおう)拓跋羿(たくばつ・ぎ)という二人の人物が、初めは対立しながらも、最終的には天下の安寧のために手を取り合う姿を描いています。シリーズの特徴である家国情懐(国家と家族を思う気持ち)や、縦横無尽に交錯する権謀術数が引き続き描かれ、視聴者を魅了する壮大な物語が期待されています。

演出陣とキャスト

『琅琊榜3』の監督は、これまでのシリーズでも高い評価を受けている孔笙(こうせい)氏が総監督を務め、孫墨龍(そん・ぼくりゅう)氏と劉洪源(りゅう・こうげん)氏が監督として参加しています。脚本はシリーズの原作者でもある海宴(かいえん)氏が担当しています。

主要キャストには、若手俳優の張新成(ちょう・しんせい)氏と張晚意(ちょう・ばんい)氏が名を連ねており、期待の新星として注目を集めています。

これまでの経緯と現状

『琅琊榜3』の制作については、2020年12月に正午陽光の董事長(会長)である侯鸿亮(こう・こうりょう)氏が、すでに脚本が完成していることを明かしました。その後、2021年10月には動画配信プラットフォーム愛奇芸(iQIYI)が公式海報(ポスター)とキャスト陣を発表しています。

さらに、2023年3月には、香港国際影视展(香港国際フィルム&テレビ市場)において、正午陽光が本作を出品し、海外市場への展開を図っている様子が報じられました。しかし、2024年6月の時点で、孔笙監督が「脚本は完成しているが、まだ撮影計画はない」と明言したことから、制作は停滞している模様です。

ファンの期待と不安

『琅琊榜』シリーズは、単なる時代劇ではなく、政治ドラマとしての要素も強く、深い人間ドラマが描かれています。そのため、ファンは第3作目に対しても大きな期待を寄せています。しかし、放送が一向に決まらない状況に対して、ファンの間では不安の声も上がっています。

「2024年に放送予定だったのに、もう2025年になった。このままお蔵入りしてしまうのでは?」 「正午陽光の作品は質が高いから、ゆっくりでも良いけど、早く続報が欲しい」

といった意見がSNSなどで見受けられます。

『琅琊榜3』の今後に期待

『琅琊榜3』の制作が遅れている理由について、公式には明らかにされていませんが、脚本の完成や主要キャストの発表が行われていることから、完全に企画が消えてしまったわけではないでしょう。

これまでの『琅琊榜』シリーズは、壮大な物語と高い制作クオリティで視聴者の心をつかんできました。『琅琊榜3』もまた、燕国の動乱と英雄たちの活躍を描き、視聴者を魅了することでしょう。

引き続き、続報を待ちつつ、期待を持って見守りたいと思います。