映画とドラマに沼る主婦

youtubeチャネルでは画像入りで解説しています。

中国ドラマ「扶揺(フーヤオ)〜伝説の皇后〜」第23話のあらすじは以下の通りです。

中国ドラマ「扶揺(フーヤオ)〜伝説の皇后〜」第23話のあらすじは以下の通りです。

扶揺は、簡雪の言葉により、自分が長孫無極(ちょうそん・むきょく)に抱いている本当の気持ちに気づきます。するとその場に偶然、長孫無極本人が現れ、彼女たちの会話をすべて耳にしてしまいます。簡雪は場を離れ、二人きりになった扶揺は、長孫無極の気持ちを確かめようとします。

しかし、長孫無極は「最初は君の反骨心と正義感に惹かれたが、それも時が経てば色褪せる。自分が望むのは従順で可愛らしい女性だ」と冷たく突き放します。傷ついた扶揺は「もう迷惑をかけない」と告げますが、長孫無極はさらに「君の存在が邪魔だ」とまで言い放ち、彼女に王宮を去るよう命じるのでした。

時は流れ、寒衣節(かんいせつ)の祝いで宮中は華やかな雰囲気に包まれます。簡雪は扶揺に脱出用の衣と令牌(通行証)を手渡し、「宮中の警備は私の手配だから問題ない」と語ります。扶揺は決意して宮中を離れようとしますが、江楓に呼び止められ、長孫無極が実は自分を危険から守るためにわざと冷たくしたこと、そして自らの命を削ってまで彼女を守っていた事実を知らされます。

真実を知った扶揺は長孫無極の愛を確信し、王宮に戻る決意を固めます。

その頃、寒衣節の宴が始まり、百官や后妃たちが勢揃いする中、扶揺は姿を見せていませんでした。代わりに、燕驚塵(えんけいじん)は席を立ち外で空気を吸いに行きます。そこで偶然、正装姿の扶揺と再会します。たとえ容姿が変わっていても、幼なじみの燕驚塵は彼女をすぐに見抜きました。

扶揺は過去の縁にけじめをつけようと、燕驚塵に「もう過去を忘れて今を大切にして」と語り、再び「大师兄(だいしけい)」と敬意を込めて呼びかけました。燕驚塵はなおも愛を捨てきれず、「いつか出世したら必ず君にすべてを与える」と訴えますが、扶揺は一途な愛こそが自分にとって大切で、それを彼からは得られないと理解しています。

宴会場では、高普若(こうほじゃく)が「水霊鏡」を使った剣舞を披露すると宣言し、長孫無極もそれを快諾します。しかし嫉妬に燃える唐芷蓉(とうしようよう)は、高普若を陥れるため、毒を盛った酒を高普若に飲ませる計画を実行します。

その毒入りの酒が運ばれる途中、偶然現れた扶揺が酒壺を手に取り、侍女の軽率な行動に眉をひそめますが、そのときは何も気づきません。

やがて、高普若は剣舞を披露。水霊鏡の光の中でその美しい舞は大喝采を浴びます。しかし突如として高普若の視界がぐらつき、持っていた剣が制御を失って長孫無極に向かって飛んでいきます。

その瞬間、長孫無極は驚いたふりをしながらも内力で剣を止め、江楓がすぐに彼の身を庇い、他の内侍たちも駆けつけて彼を守ります。

一方、長孫無極の冷たさの裏に隠された真意を知った扶揺が、これからどう行動していくのか――物語は新たな局面へと進んでいきます。

次回も目が離せません。