華流ドラマ『夢織姫(ゆめおりひめ)~秘密の貴公子に恋をして~』見どころは? ネタバレ 第8話のあらすじは以下の通りです。
班婳(はんかく)は皇上の前で転び、手首を痛めてしまいます。そこへ蒋洛(しょうらく)が入ってきますが、皇上の前では何を言っても弁明ができず、まったくの言い訳に聞こえてしまいます。班婳は青あざの手首を見せ、いかにもか弱い女性のようにふるまったため、皇上はすっかり信じてしまい、さらに容瑕(ようか)の助け舟もあって、蒋洛の言葉には耳を貸しません。皇上は太医を呼んで班婳のケガを診させ、蒋洛には「礼記」を五百遍写すよう命じました。
容瑕は班婳を丁寧に家まで送り届け、落とした簪(かんざし)を返し、口元の紅をそっと拭ってあげます。この優しさで二人の仲は再び修復され、班婳は彼が以前仮病を使って会わなかったことをもう責めないことにしました。
一方、蒋洛は怒りに震えていました。自分が罰を受けたのは班婳のせいだと信じて疑わないのです。母である大長公主が見舞いに来ますが、今回は息子をかばわず、寿宴を控えている時に騒ぎを起こしたことを叱責します。蒋洛はしぶしぶ罰を受けることに。
その頃、張公公は謝伯爺に、二皇子(蒋洛)と謝婉瑜(しゃえんゆ)の婚事がほぼ決まったと告げます。謝重錦(しゃじゅうきん)は妹以外に蒋洛が娶る相手はいないと確信し、内心で喜びを噛みしめます。謝婉瑜は料理が好きですが、父に叱られて泣いてしまい、兄の謝啓臨が慰めます。二人の境遇はどこか似ているようです。
班婳は蒋洛の胸に傷があるか確かめようとしますが、容瑕の登場で失敗。蒋洛が二枚の中衣を着ていたこともあり、真相はわかりませんでした。そんな中、謝婉瑜が気に入った食器を班恒(はんこう)が予約していたことが発覚しますが、班恒が譲ってくれたことで印象が変わり、謝婉瑜は班家にも良い人がいるのだと感じます。
班淮(はんわい)も字画を見に行き、容瑕がすでに予約していたものを贈り物として譲られます。これを大長公主への寿の贈り物にすることにし、喜んだ班淮は容瑕を望月楼での酒席に誘いました。
一方、大長公主の体調はすでに悪化しており、皇上が王太医を呼びます。しかし、常嬷嬷(じょうぼぼ)が茶に薬を仕込み、一時的に症状を隠します。班婳と母・陰氏が見舞いに訪れ、班婳はしばらく祖母のそばに住みたいと申し出ます。大長公主は渋りますが、孫娘の願いを断れませんでした。
その夜、容瑕と班淮は酔って班家に戻ります。容瑕の部下・杜九(とく)はその隙に大長公主の府を調べ、彼女が重い病を薬で隠していることを突き止めます。王曲はこの情報を広め、石家と班家の間に争いを起こそうと提案しますが、酔っていた容瑕はそれに応じませんでした。
寿宴の準備では、班婳と容瑕の意見が食い違い、礼部侍郎に意見を求めても誰も口を出せません。結局、班婳は妥協し、祖母の好物である「龍井糕」を加えようとしますが、容瑕は贅沢すぎると反対。班婳は怒って席を立ちます。総管が「龍井糕は大長公主と班老将軍の愛の証なのだ」と説明すると、容瑕は深く考え込むのでした。
班婳は罰を受けている蒋洛を気の毒に思い、代わりに「礼記」五百遍を写させました。蒋洛はこの屈辱を晴らそうと、祖母の寿宴に出席することを決意します。
一方、謝婉瑜は石飛仙と話しているところへ蒋洛が贈り物を届けさせますが、彼女はそれを侮辱と感じ、怒りをあらわにします。
その夜、班婳は夢の中で祖母が亡くなった光景を見て飛び起き、泣きながら祖母のもとへ行き、一緒に眠らせてほしいと頼みます。大長公主は容瑕の本心を見抜き、彼が班家に近づく理由を問いただします。容瑕は怯むことなく、「あなたは本当に、あの時のことをお忘れですか」と静かに問い返すのでした。