映画とドラマに沼る主婦

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大河ドラマ『八代将軍吉宗』 撮影エピソードは?

 

1995年に放送された大河ドラマ八代将軍吉宗」の撮影に関するエピソードは、以下のような興味深い話があります:

 

主演の西田敏行は、吉宗を演じるにあたって、当時新進党の議員だった小沢一郎を参考にしました。彼は「ぜいたくに対して税の引き締めをした吉宗と小沢さんの政策意図、政治に対する発言や新進党を作るプロセスが、権謀術数に長けていた2人の生きたさまと重なりました」と述べています。

ドラマは「将軍家のホームドラマ」という展開で、ある時はコミカルに、ある時はシリアスに吉宗の生涯を描きました。合戦などのスペクタクルシーンがない江戸中期という泰平の世を、政治劇が中心となるドラマとして描いています。

吉宗の長男で言語症がある九代将軍・徳川家重を演じた中村梅雀は、涙を流したり涎を垂らしたりする迫真の演技で多くの反響を呼び、家重の知名度をも上げる結果となりました。

ドラマのナビゲーターとして登場する近松門左衛門役の江守徹は、ナレーションおよび、パネルや表を用いて、現代語を交え歴史背景を解説するというユニークな演出方法が導入されました。

 

これらのエピソードは、ドラマの製作背景やキャストの熱意、そして当時の視聴者との関わりを感じさせるものです。