2008年のNHK大河ドラマ「篤姫」の第36話のあらすじは、以下の通りです。
このエピソードでは、天璋院(篤姫)が、周囲の反対を押し切って、お志賀と本寿院に家定の死を伝えます。しかし、お志賀からは病弱な家定に無理をさせたことを責められ、本寿院からは「篤姫が家定を毒殺したのだ」と決めつけられるという内容が描かれています。
また、この話では、天璋院が大奥を去り、江戸城を明け渡すという重要な展開があります。徳川家は約400万石から70万石に減封され、第十六代当主である徳川家達は駿府にお国がえとなります。天璋院は、徳川家を守り続けるため、明治という新しい時代にひとり立ち向かう決意を固めます。
このエピソードは、篤姫が直面する困難と彼女の強い意志を描いた重要な回であり、ドラマ全体の中でも特に印象的な部分となっています。天璋院の生涯を通じて、彼女がどのようにして徳川宗家を守り抜いたかが描かれており、視聴者に深い感銘を与える内容となっています。