2008年のNHK大河ドラマ「篤姫」の第37話では、天璋院篤姫（宮﨑あおいさん）が、徳川家定の死後、大奥を去り、江戸城を明け渡すという重要な展開があります。このエピソードは、篤姫が徳川家を守り続けるため、明治という新しい時代にひとり立ち向かう決意を固めるという内容が描かれています。
具体的なあらすじとしては、篤姫が家定の死をお志賀と本寿院に伝えるシーンがあります。お志賀からは病弱な家定に無理をさせたことを責められ、本寿院からは篤姫が家定を毒殺したと決めつけられるというドラマチックな展開があります。
また、篤姫は、徳川家が約400万石から70万石に減封された後、第十六代当主である徳川家達が駿府にお国がえとなる中、江戸に残ります。篤姫は、徳川家を守り続けるため、明治という新しい時代にひとり立ち向かう決意を固めるのです。
このエピソードは、篤姫が直面する困難と彼女の強い意志を描いた重要な回であり、ドラマ全体の中でも特に印象的な部分となっています。天璋院の生涯を通じて、彼女がどのようにして徳川宗家を守り抜いたかが描かれており、視聴者に深い感銘を与える内容となっています。
