NHK大河ドラマ『光る君へ』第２話のあらすじは以下の通りです。
第2話「めぐりあい」
このエピソードでは、主人公まひろ（演：吉高由里子）の成長と、彼女の周りで起こる様々な出来事が描かれています。
6年の時が経過し、15歳になったまひろは成人式にあたる裳着の儀を行います。父の友人・藤原宣孝（演：佐々木蔵之介）も出席しており、まひろは母が殺害されたことを隠して右大臣家に仕える父・藤原為時（演：岸谷五朗）を許せずにいます。弟の三郎は勉強嫌いが変わらず、まひろは息苦しさを感じながら代筆業をしています。
まひろは街の絵師の所で恋文や歌の代筆をしており、様々な人になりきって文や歌を作ることが生きがいとなっています。一方、三郎は元服して道長と名乗り、従五位下・右兵衛権之助という官職を得ています。円融天皇に嫁いだ姉・詮子（演：吉田羊）は皇子を産みますが、円融天皇との関係は冷めており、兼家一家の権力は拡大しています。
兼家（演：段田安則）は円融天皇が詮子ではなく遵子を中宮にしたことに不満を持ち、詮子と懐仁親王を実家に戻し、円融天皇を退位に追い込む計画を立てています。詮子は父の考えに賛成できず、円融天皇の寵愛を取り戻そうと努力します。まひろは偶然街で散楽を見物していた三郎（道長）と再会し、過去の出来事について話しますが、本当の理由を告げません。
道兼（演：玉置玲央）は兼家に命じられ、天皇の食事に薬を入れて弱らせる密命を受けます。まひろは父に代筆をしていたことがバレ、外出禁止になりますが、見張りが寝ている間に外出し、道を歩いていると若い男がぶつかって走り去ります。その後、放免がやってきて男が逃げてこなかったか聞きますが、まひろは違う方向を指し、放免はその方向にいた男を捕まえます。しかし、捕まった男は三郎でした。
このエピソードは、まひろがどのように成長し、どのような影響を受けて「源氏物語」を創作するに至ったのかを想像力豊かに描いており、今後の展開が非常に楽しみです。
