このエピソードでは、家盛（演：大東駿介）が熊野詣での帰途に急死し、平氏一門は大きな悲しみに包まれます。家盛の死によって、清盛（演：松山ケンイチ）と一門の結束にも乱れが生じ始めます。宗子（演：和久井映見）は家盛の亡骸に縋り泣き崩れ、清盛を見るその目には怒りと憎しみが溢れていました。忠正（演：豊原功補）は、「清盛が代わりに死ねばよかった」となじります。この一連の出来事は、清盛にとって大きな試練となり、一門の未来に暗雲が立ち込めます。
また、このエピソードでは、高野山の宝塔再建の任務が清盛に与えられ、彼はこの責任を果たそうとします。しかし、家盛の死と一門の動揺は清盛の心にも影を落とし、彼は自分が平氏の子となった時からこの嵐が巻き起こり始めていたと感じていました。
このように、第15話は家盛の突然の死とその後の平氏一門の動揺を中心に描いており、清盛のリーダーシップと一門の結束が試される重要なエピソードです。家盛の死が平氏一門にどのような影響を及ぼすのか、清盛がどのようにこれらの困難に立ち向かうのかが描かれています。
