最終回となるこのエピソードでは、平氏一門が熱病に苦しむ清盛を囲み、悲痛の面持ちで見守ります。昏睡状態の清盛は、生き霊となって西行の元に現れ、自分の死期が迫っていることを悟ります。その後、病床から突然覚醒した清盛は、自分の墓前に頼朝の首を供えるよう命じ、その命を終えます。時子らは西行から清盛の遺言を聞かされるのでした。
この話は、平清盛の生涯が終わりを迎えるとともに、平氏の運命が大きく変わる歴史的な瞬間を描いており、ドラマの中でも特に感動的な展開が見られる回となっています。清盛の死とともに、平家の栄華が終焉を迎える様子が描かれています。