『王は愛する』の第1話のあらすじは以下の通りです。
高麗の第25代王、忠烈王と元の元成公主の間に生まれた世子ワン・ウォンは、母方の蒙古の血を引くという理由で、周囲はおろか父親からも蔑まれていました。孤独な幼少期を過ごしたウォンが12歳になった時、ワン・リンという親友ができます。リンはウォンの唯一無二の友人となり、彼の孤独を癒す存在となりました。
一方、ウォンの父である忠烈王は、狩りのために田畑を焼き払い、民の鶏や犬をタカの餌にするなど、聖君とは言い難い行動を取っていました。そんな中、ウォンはサンという美しい女性に出会い、彼女に心を奪われます。しかし、サンの母が亡くなった事件について、ウォンは自らが犯した罪を告白する必要に迫られます。
宮中では元成公主の死を巡って、元の役人による忠烈王への追求が行われていました。王こそが反元勢力の長ではないかと糾弾され、証拠まで突き付けられた王は窮地に陥ります。このような状況の中、ウォンとリンは毒を飲んだサンを急いで王宮へ連れて帰るという緊迫した展開が描かれています。
このドラマは、王族の複雑な背景、友情、愛、そして裏切りが絡み合う物語を描いており、視聴者を魅了します。ウォンの内面の葛藤や成長、そして彼を取り巻く人々との関係が、今後のエピソードでどのように展開していくのか、引き続き注目が集まります。
