映画とドラマに沼る主婦

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中国ドラマ「東宮(とうぐう)~永遠の記憶に眠る愛~」第22話のあらすじは以下の通りです。

中国ドラマ「東宮(とうぐう)~永遠の記憶に眠る愛~」第22話のあらすじは以下の通りです。

小楓は翌日、自分がどうやって帰ってきたのか思い出せず、永娘に尋ねます。永娘は裴照が御膳房で酔いつぶれた小楓を見つけて背負って帰ったと嘘をつきます。小楓は他に誰かがいたのかも気にしますが、永娘は「いなかった」と言い、夢だったのではないかと疑います。

一方、李承鄞は西洲の安護府で手に入れた小さな品を探していました。故郷を懐かしむ小楓に贈ろうと狼牙のペンダントを見つけます。ちょうどその時、趙瑟瑟が現れ、李承鄞を責めて前日の約束を破ったと言い、狼牙のペンダントを受け取り、自分で身に着けるように言います。李承鄞は素直に応じました。

柴牧は顧剣を訪ねます。ちょうど明月も現れ、顧剣は慌てて迎えます。明月は酒代を払うために戻ってきたと言い、顧剣に一緒に飲もうと誘います。こうして明月と柴牧は顔を合わせ、明月は柴牧に飛びつき「父さん」と呼び、柴牧は感動します。

宮廷では、小楓と洛熙、永宁が裴照に出会います。小楓は洛熙が裴照に好意を持っていることを知り、感謝の言葉を伝えさせ、洛熙のハンカチを奪って裴照に渡します。李承鄞は遠くからそれを見て、裴照を呼び止めてハンカチを取り戻そうとしますが、ハンカチに洛熙の名前が書かれていたため、慌てて裴照に返しました。

裴照が去ると、小楓は酒壺を抱えて近づきます。李承鄞は何をするのか尋ね、小楓は桂花の木の下に酒を埋めると言います。李承鄞は「よく飲むな」と笑い、あの日御膳房で酔った話が宮中で広まっていると告げます。小楓はあの日李承鄞が酔っていたのか本当のことなのか戸惑いますが、李承鄞は「夢だよ」と答えます。小楓は夢でよかったと安心しつつ、なぜ李承鄞の夢を見たのか疑問に思います。

酒を埋めたあと、小楓は趙瑟瑟が狼牙のペンダントを見ているのを見かけます。小楓はそれが自分のものに似ていると感じ、近づこうとしますが、趙瑟瑟は慌てて隠し、自分の大切な品だと主張して去ってしまいます。小楓はそれが自分のものか確信が持てず、阿渡に聞いてもわかりません。小楓は機会を見て真相を確かめようと決めます。

明月は柴牧の洗濯や食事を世話し、柴牧は幸せを感じます。しかし食事中、明月が柴牧に顧剣といつ出会ったか尋ねると、柴牧は昔、顧剣を救うために帰らなかったと正直に話します。明月は怒り、家族全員が土に埋められ母親が自分を守ってくれた話を思い出し、父親が自分たちを捨てて他人を助けたことを許せず、柴牧との関係を断つと言い残して去りました。

皇后は三皇子の母親を呼び出し、母家が官職を売買した罪を突きつけ、三皇子に蜀地の王位を受け入れ京に戻らないよう強要します。三皇子は仕方なく上奏して許可を得ました。

小楓はこっそり趙瑟瑟をつけていましたが、李承鄞に見つかり、「なぜ趙瑟瑟を追っているのか」と笑われます。小楓は「会いに行くのではなく、服が素敵でどこで買ったのか見たかっただけ」と弁解します。趙瑟瑟が侍女とともにやって来て、小楓は服を借りたいと言いますが、李承鄞は自分には決められないと答え、趙瑟瑟が了承しました。

小楓はわざとある服を薦め、試着を手伝いながら、狼牙のペンダントを見たいと打ち明けます。趙瑟瑟は覚えていないと嘘をつき、急いで立ち去りました。

夜、小楓は夢を見ます。崖から飛び降り、首に狼牙をかけている夢で、男性が追ってきて狼牙をつかみました。生涯守ると約束する声も聞こえ、小楓は約束が破られたら忘川の水を飲むと告げます。夢の中でも小楓はその言葉を繰り返しました。

永宁と洛熙は寝床でその様子を笑いながら見守り、その後、三人で花灯見物に出かけます。

さらに永宁と洛熙は裴照と李承鄞に会わせ、小楓が未来の太子妃であることから、二人の仲を深めるよう提案します。最近三皇子が宮を出て、四皇子は気弱で、みんなが李承鄞を太子の有力候補と見なしているからです。

第22話は、小楓の心の揺れや、宮廷内の複雑な人間関係、そして将来への期待と不安が丁寧に描かれています。李承鄞と小楓の距離感や、三皇子・四皇子の立ち位置もわかりやすく示されています。