映画とドラマに沼る主婦

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中国ドラマ「東宮(とうぐう)~永遠の記憶に眠る愛~」第34話のあらすじは以下の通りです。

中国ドラマ「東宮(とうぐう)~永遠の記憶に眠る愛~」第34話のあらすじは以下の通りです。

小楓は阿渡と一緒に牌を打っているところに、李承鄞がやってきて「今日はここで寝る」と宣言します。阿渡が止めますが、李承鄞は阿渡を追い出し、「太子が太子妃の部屋で寝るのは当然」と強気です。永娘が様子を見に来て阿渡を無理やり連れ出し、小楓には沐浴と着替えの世話を指示。李承鄞は満足げに微笑みます。

李承鄞は緒娘のことをどう思うか尋ねますが、小楓は皇后に命じられ、緒娘の子を育てると答えます。李承鄞は「他人の子を奪うのはよくない」と言いますが、小楓は子どもを緒娘から引き離すつもりはないと反論し、むしろ李承鄞が関わる女性を遠ざけるのが間違いだと非難します。李承鄞は手を握り「別の女に子どもができて怒らないのか」と問いますが、小楓は三妻四妾は普通で、父も多妻であると話し、李承鄞は怒りを覚え「俺は緒娘を好かない」と強調します。

小楓は李承鄞が趙瑟瑟を好きだと知っており、彼女を慰めるべきだと言いますが、李承鄞は「東宮は俺の城だ。寝る場所は自由だ」と強硬姿勢。小楓は諦めて阿渡の元へ行こうとしますが、李承鄞は強引に小楓をベッドに押し倒し、「今日はここで寝る」と命じます。阿渡が入って来たら困るからだと。小楓は罵りますが、李承鄞は「無礼なら無礼なことをする」と冗談めかし、小楓は仕方なく寝床につきます。李承鄞はその様子に密かに笑みをこぼします。

夜、李承鄞は眠れずにいると、小楓は眠りにつきます。李承鄞は寝ている小楓を見て「寝る時は本当に素直だ」と笑います。すると外から誰かが盗み聞きしている気配を感じ、わざと小楓の布団をはがして起こします。小楓は「来ないで」と怒りますが、李承鄞は「趙瑟瑟に言われて来た」と言い、外にいた盗み聞きの者はそのまま去ります。

小楓が窓を開けると、向かいの木に白い服を着た顧剣が立っており、二人はしばらく見つめ合います。李承鄞が現れて小楓は慌てて窓を閉めます。李承鄞は「寝なさい」と言い、布団を戻します。

裴照は顧剣を承恩殿の外で見つけ、酒を勧めます。裴照は顧剣に過去を捨てるよう説得しますが、顧剣は裴照が小楓を大切に思うのを感じています。裴照はただ小楓の安全を願うだけだと言います。

皇后は李承鄞が承恩殿にいると知り喜びません。趙瑟瑟は李承鄞が怒って承恩殿に行ったことを察し、彼女が玉佩を壊したのが原因だと感じます。錦儿は趙瑟瑟に小楓のところに行き、寛容な態度を示すよう勧めます。

趙瑟瑟は初めて小楓を「姉さん」と呼び、小楓はその呼び方に違和感を覚えますが、永娘に「姉さんと呼ぶほうが親しい」と諭されて受け入れます。時間つぶしに二人は葉っぱのカードで遊びます。趙瑟瑟は小楓の靴を褒め、送ってほしいと言いますが、小楓は嫌がります。趙瑟瑟は李承鄞が承恩殿に泊まったことを尋ねますが、小楓はその話を初めて知ります。また緒娘をいつ迎え入れるのか聞きますが、小楓は「迎え入れない」と答えます。

永娘は緒娘は皇后の宮中にいるため、皇后の許可なしに会うことも迎え入れることもできないと説明。小楓も永娘も趙瑟瑟の態度が不自然だと感じ、彼女は緒娘を嫌っているのに、あえて迎え入れる話を持ち出したと疑います。ここは本当に油断できない場所だと改めて感じます。

裴照は殿の外で盗み聞きしていたのが清寧宮の侍女、莹儿だと突き止め、李承鄞に報告。李承鄞は莹儿を警戒するよう指示し、趙瑟瑟が小楓の部屋に来たことは知っていても知らないふりをするよう命じます。

小楓は明月を訪ね、明月は最近親切な客人がいて幸せだと話し、小楓も嬉しく思います。どんな人物か気になりつつも。

張参は高震の賭場で大金を失い、それは高震の計画の一部でした。顧剣らは緒娘と関わる張参の正体を調べています。

小楓は李承鄞からもらった乗馬服を着て出かける準備をしていると、趙瑟瑟が現れて香包を贈ります。香包は李承鄞の好みの香料入りですが、阿渡が取り上げて李承鄞に返します。永娘が阿渡の代わりに謝ります。

李承鄞が突然現れ、承恩殿の者を叱り、趙瑟瑟の香包は自分が持つと強引に奪い取り、彼女の手を引いて連れ出します。そして「もう承恩殿には来るな」と言います。趙瑟瑟は喜びつつも、李承鄞は香包を調べるため時恩に渡します。時恩は過剰な警戒に思いながらも従います。

小楓は李承鄞と趙瑟瑟が離れるのを見て、複雑な気持ちになります。嫉妬もありますが、それ以上に羨ましく思い、西洲での自由な日々を思い出しながら涙をこぼします。阿渡も一緒に涙します。

第34話では、李承鄞と小楓の距離感が少しずつ縮まりつつも、宮中の複雑な人間関係がさらに濃く描かれています。特に緒娘や趙瑟瑟との関係が緊張感を増し、小楓の寂しさと強さが際立つ回となっています。