映画とドラマに沼る主婦

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韓国ドラマ「チェオクの剣」左捕盗庁(チャポドチョン)と右捕盗庁(ウポドチョン) の違いは?

 

左捕盗庁(チャポドチョン)と右捕盗庁(ウポドチョン)は、李氏朝鮮時代に創設された部署で、漢城府(現在のソウル)および京畿道の警察業務を担当していました. これらの部署は、現代の日本の警視庁に相当します。

 

具体的な違いは次の通りです:

左捕盗庁: 都の東部、南部、中部などを管轄していました。

右捕盗庁: 都の西部、北部などを管轄していました。

 

これらの部署は、犯罪の取り締まりや治安維持を担当し、罪人を捕まえて尋問したり、窃盗や放火などの犯罪を取り締まったりしていました. また、それぞれの捕盗庁には役人が配置され、都の異なる地域を担当していました。

 

捕盗庁は、実際に現場で任務に当たっていたのは捕盗軍士(ポドグンサ)と呼ばれる人たちで、彼らは常に都を巡回していました。捕盗軍士は腰に赤くて太い縄を付けていて、罪人を捕まえたときにはその縄でしばりあげたことから、腰に付けた赤い縄が捕盗庁の職員であることを象徴する品だったそうです. 実際、捕盗庁は都の治安を維持するうえで欠かせない官庁であったのですが、時代とともに役割が変化していき、最終的には1894年に左右の捕盗庁が廃止されてしまいました。その後は、新しく警務庁という官庁が設立され、捕盗庁は歴史的な役割を終えたのです.