2007年に放送されたNHK大河ドラマ「風林火山」は、井上靖の同名小説を原作としており、戦国時代の甲斐国を舞台に、武田信玄の軍師として知られる伝説的人物、山本勘助の生涯を描いています。主人公の山本勘助を演じたのは内野聖陽さんです。
あらすじ:
このドラマは、山本勘助の武田家仕官から始まり、放浪時代からスタートし、農民の娘・ミツとの悲恋など、オリジナルの展開が加えられています。勘助が討死したとされる第四次川中島の戦いが最終回となっており、戦国時代の価値観に極力近づけた作りが特徴です。
キャスト:
北条氏康役: 松井誠
他にも多くの実力派俳優が出演しており、各登場人物を個性豊かに描いています。
見どころ:
「風林火山」は、ホームドラマ的な要素が多かった近年の大河ドラマとは一線を画し、無骨な男臭い作りがされています。特に、上杉謙信にGACKTが配役されたことは大きな話題となりました。また、勇壮かつ重厚なオープニングテーマや、VFXを駆使して再現された山城の姿など、視聴者に強く印象付けられた要素が多数あります。