映画とドラマに沼る主婦

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NHK大河ドラマ「風林火山」 原作はある?

 

風林火山」のドラマには原作があります。原作は井上靖による同名の小説で、1950年代初頭に執筆されました。この小説は、武田信玄の軍師として知られる山本勘助の生涯を描いており、戦国時代の甲斐国が舞台となっています。

 

類似点:

原作とドラマの両方が、山本勘助の生涯を中心に物語が展開されています。

勘助の武田家仕官から始まるストーリーの流れは、原作に忠実です。

 

相違点:

ドラマは放送が一年という長丁場であったため、大半は原作にはないエピソードで構成されており、実質的には脚本家大森寿美男のオリジナルストーリーと言えます。

原作では描かれていない勘助の前半生や、農民の娘・ミツとの悲恋など、オリジナルの展開が加えられています。

勘助のキャラクターも原作とは異なり、特に前半はかなりアクティブで、設定年齢もこれまで映像化された作品よりも若くなっています。

 

ドラマ「風林火山」は、原作の基本的な枠組みを維持しつつ、独自の解釈や追加のエピソードを含むことで、新たな視点から戦国時代の物語を描いています。そのため、原作を読んだことがある方でも、ドラマを見ることで新しい発見や楽しみがあるかもしれません。興味があれば、原作の小説も読んでみると、ドラマとの違いをより深く理解できるでしょう。